この記事の読了時間: 457

才気煥発の意味とは 使い方 例文 類語

 

人の才能に対して使う四字熟語があります。

才気煥発の極み」などと言いますね。

漫画に詳しい方ならご存知かもしれません。

しかし、一般的には
あまりなじみがない言葉という印象だと思います。

そこで今回は、
「才気煥発」の意味・使い方・語源などを詳しく解説しました。

さっそく、確認していきましょう。

スポンサーリンク

才気煥発の意味・読み方

 

まずは、この言葉の意味からです。

【才気煥発(さいきかんぱつ)】

すぐれた才能が外にあふれ出ること。またそのさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

才気煥発」とは、
すぐれた才能が外にあふれ出ること」を言います。

 

例えば、次のように使います。

彼の頭の回転の速さには感心するね。まさに才気煥発だよ。

この場合は、
「彼の鋭い頭脳・頭の良さなど」を表した文となっています。

具体的には、

  • すばやく的確な判断を下す
  • とっさの言葉の返しが秀逸
  • 物事の本質をすぐに見抜く

といったことですね。

このように、
人の才能が表にあふれ出ているような様子
「才気煥発」と言うわけです。

 

ちなみに、
「才気煥発」の「煥」は
「換」や「喚」と似ています。

間違える人が多いため、気を付けて下さい。

才気煥発の語源

 

続いて、この言葉の語源を確認していきましょう。

 

まず「才気」の「」は、
「才能」の「」と同じ漢字、

そして「気」は「気転」の「」と同じ漢字です。

転じて、「才気」とは、
物事を上手く処理する頭の働きのこと」を指します。

 

一方で、「煥発」の「」は
「火がメラメラと輝くさま」を表した象形文字、

」は「発表」などがあるように「表に現れ出ること」を意味します。

よって、こちらは
燃え盛る炎のように、輝き現れること」を意味します。

 

整理すると、

才気煥発」=炎のように輝き現れる、鋭い頭の働き。

となります。

ここから、「人のすぐれた才能」に対して
広く一般的に使われているわけですね。

 

元々、「才気煥発」は
あまりメジャーな四字熟語ではありませんでした。

しかし、当時ジャンプで連載していた
「テニスの王子様」という漫画で
「才気煥発」という言葉が登場します。

それ以降、この言葉を知り、
使用する人が徐々に増えていったというわけです。

スポンサーリンク

才気煥発の類語

才気煥発 類語

 

続いて、「才気煥発」の「類語」を紹介します。

【才気横溢(さいきおういつ)】

すぐれた才能がみなぎること。

「横溢」とは、
「水があふれ出るようにみなぎること」を言います。

【才学非凡(さいがくひぼん)】

学問において、ずば抜けた才能を持っていること。

「才学」は「才能と学問」

「非凡」は「平凡でないこと」を意味します。

【脱俗超凡(だつぞくちょうぼん)】

世俗を抜け出し、凡人の域を超越すること。

「脱俗」は「世俗を脱すること」

「超凡」は「凡人を超えること」を意味します。

【博学多才(はくがくたさい)】

知識が豊かで、多分野の才能に恵まれていること。

「博学」は「学問に精通していること」

「多才」は「才能豊かなこと」を表します。

以上、4つの類語を紹介しました。

基本的には、「才能がある・非凡
といった意味を持つ言葉が「類語」となりますね。

四字熟語以外だと、
賢い・聡明・クレバー」などの語も「類語」と呼べるでしょう。

才気煥発の対義語

 

逆に、「才気煥発」の「対義語」は何があるでしょうか?

【浅学菲才(せんがくひさい)】

学問や知識が浅く、才能がないこと。

【浅学短才(せんがくたんさい)】

学問や知識が浅く、才能がないこと。

こちらは「博学多才」の「反対語」で
どちらもほぼ同じ意味だと考えていいです。

「才能が乏しい様子」を表した四字熟語なので、
基本は否定的な意味として使うと考えて下さい。

才気煥発の英語

 

続いて、「才気煥発」の「英語訳」です。

 

smart(頭の良い・頭のキレる)」

brilliant(優秀な・見事な)」

intelligent(知能の高い)」

resourceful(臨機の才のある)」

 

英語だと「才能がある」というよりも、
「頭脳が優れている」という意味で使うことが多いですね。

 

例文だと、それぞれ以下のような言い方です。

She is smart at her work.
(彼女の仕事っぷりは才気煥発だ。)

He is a brilliant person.
(彼は才気煥発な人だ。)

Ken is a very intelligent student.
(ケンはとても才気煥発な生徒である。)

Mary has a resourceful mind.
(メアリーは才気煥発に富んでいる。)

スポンサーリンク

才気煥発の使い方・例文

 

では、最後に「才気煥発」の使い方を
例文で確認しておきましょう。

 

  1. 才気煥発な君ならではの提案だ。感心したよ。
  2. 彼女は才気煥発なギタリストとして有名だ。
  3. わずか8歳で英検1級持ち?まさに、才気煥発だね。
  4. 才気煥発で有名な彼は、発言一つ一つにセンスがある。
  5. 才気煥発で努力も怠らないなんて、鬼に金棒だよ。
  6. 彼女の書く小説には、才気煥発な感性を強く感じる。

 

「才気煥発」はこのように、
「ほめことばとして使う」と考えてください。

対象としては、
その人の文章や発言はもちろん、
芸術・スポーツなども含まれます。

その中でも、
「ひときわ目立つような才能」に対して使いますね。

逆に言えば、
「ちょっとやそっとの才能に対しては使わない言葉」
と考えてもよいでしょう。

関連:>>無知蒙昧の意味とは?使い方や類語・対義語を解説

関連:>>出藍の誉れの意味とは?使い方や例文・由来も解説

まとめ

 

以上、今回の内容をまとめると、

才気煥発」=すぐれた才能が外にあふれ出ること。

語源」=炎のごとく輝き現れる頭の働き。

類語」=「才気横溢才学非凡・脱俗超凡・博学多才」など。

英語」=「smart」「brilliant」「intelligent」「resourceful」

ということでした。

 

「才気煥発」は、日常生活では
あまり使わない言葉かもしれません。

しかし、いざ「才能がある人」に出会ったら、
何と表現すればいいか困ることもあるでしょう。

そんな時は、相手への尊敬を込めて
この言葉を使ってみるのもよいですね。

スポンサーリンク

The following two tabs change content below.

国語力アップ.com管理人

大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・日本語能力検定1級など。

最新記事 by 国語力アップ.com管理人 (全て見る)