この記事の所要時間: 342

 

あなたは、
増加」と「増大
の違いを説明できますか?

 

どちらも普段から
何気なく使っている言葉だと思います。

しかし、
いざ「違いは?」と聞かれると、
なかなか答えにくいのではないでしょうか?

そこで今回は、
「増加」と「増大」の違い・使い分けなど
を解説していきたいと思います。

 

では、さっそく
確認していきましょう。

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増加の意味

 

まずは、
「増加」の意味です。

【増加(ぞうか)】

物の数量がふえること。また、ふやすこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

増加」とは、
物の数量が増えること」を言います。

 

主な使い方は、
以下の通りです。

  • 人口が増加する
  • お店が増加する
  • 収入が増加する
  • 交通量が増加する
  • ユーザーが増加する

 

増加」は、
具体的な数値として出せるもの
が対象となります。

上記で言えば、

  • 「人口」⇒100万人 
  • 「お店」⇒100店舗
  • 「収入」⇒20万円
  • 「交通量」⇒10万台
  • 「ユーザー」⇒1万人

のように全て数値を出すことができます。

 

「増加」とは、このように
数えられるもの」に使うのです。

逆に言えば、
「数えられないものには増加は使わない」
ということですね。

増大の意味

 

続いて、
「増大」の意味です。

【増大(ぞうだい)】

ふえて大きくなること。また、ふやして大きくすること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「増大」とは、
増えて大きくなること」を言います。

 

主な使い方は、
以下の通りです。

  • 不安が増大する
  • 喜びが増大する
  • 負担が増大する
  • 疑惑が増大する
  • 危険性が増大する

 

「増大」は、
抽象的なもの」に対して使います。

「抽象的」の意味は、
以下の記事を参照してください。

>>抽象的の意味をわかりやすく解説

 

簡単におさらいすると、

「抽象的」とは、
具体的な形がない」という意味でした。

 

例えば、
「不安」や「喜び」というのは、
具体的な姿や形がありません。

「増大」は、このような
抽象的なものに対して使うのです。

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増加と増大の違い

増加 増大 違い

 

ここまでの内容を整理すると、

増加」=物の数量が増えること。

増大」=増えて大きくなること。

ということでした。

 

両者の違いを簡単に言うと、

「対象が数えられるかどうか」

となります。

 

「増加」は、
数えられるものに使います。

したがって、
人口やお店の数など具体的で数値化できるもの
が対象となるのです。

 

一方で、「増大」は、
数えられないものに使います。

したがって、こちらは
不安や喜びなど抽象的で数値化できないもの
が対象となるのです。

 

まとめると、

増加」=数えられる物に使う。(具体的で数値化できる)

増大」=数えられない物に使う。(抽象的で数値化できない)

となります。

関連記事:>>発育と発達の違いとは?成長の意味も解説

関連記事:>>伸びると延びるの違いとは?意味や使い分けも

 

ちなみに、
なぜこのような違いになるかというと、
漢字の語源が異なるからです。

 

「増加」は、
えてわる」と書きます。

一方で、「増大」は
えてきくなる」と書きます。

 

ここから両者を比較すると、

増加」=すでにある物に、何かが加わる。

増大」=全体が大きくなる。

となります。

 

つまり、
「増加」の方は物質的な何かが加わる
という意味が含まれているわけですね。

したがって、
「増加」は数値化できるものに使うのです。

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使い方・例文

 

それぞれの使い方を
例文で確認しておきましょう。

 

【増加の使い方】

  • 世界の人口は、年々増加している。
  • 少子高齢化により、医療費の支出が増加している。
  • ここ最近の観光収入は、増加しつつある。
  • 都市部の交通量の増加は、大きな問題である。

 

【増大の使い方】

  • 受験が近づくにつれて、彼の不安は増大していった。
  • 約束を破ったため、彼に対する怒りが増大した。
  • 新しい武器に代わったので、威力が増大した。
  • 命綱をつけないと、危険性が増大するだろう。

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

今回の内容をまとめると、

増加」=物の数量が増えること。(具体的で数値化できる物)

増大」=増えて大きくなること。(抽象的で数値化できない物)

ということでしたね。

 

「増加」は数えられる物に使い、
「増大」は数えられない物に使う。

と覚えておきましょう。

今回は以上となります!

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