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人と自然の共生とはどういうことか 意味調べノート 語句 漢字 読み方 プリント

 

『人と自然の共生とはどういうことか』は、教科書・現代の国語に出てくる文章です。

ただ、本文を読むと意味の分かりにくい言葉が多く出てきます。そこで今回は、本作に出てくる重要語句を段落ごとに簡単にまとめました。

第一段落の語句一覧

 

【文明(ぶんめい)】⇒人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。

【処方箋(しょほうせん)】⇒ある問題を解決するのに効果的な方法。

【共生(きょうせい)】⇒異種の生物が、相互に作用し合う状態で生活すること。相利共生と片利共生がある。

【大々的(だいだいてき)】⇒大がかりに物事をするさま。

【元来(がんらい)】⇒もともと。

【相利共生(そうりきょうせい)】⇒異なる生物が同じところで生活し、互いに利益を得ることができる関係のこと。

【片利共生(へんりきょうせい)】⇒異なる生物が同じところで生活し、一方は利益を得るが、他方は利益も害も受けないこと。

【大別(たいべつ)】⇒大まかに分類すること。

【定義(ていぎ)】⇒ 物事の意味や内容を他と区別できるように、明確に言葉で限定すること。

【拡張解釈(かくちょうかいしゃく)】⇒ある用語について、一般の意味以上に拡張して解釈すること。通常の意味よりも多少広げて解釈すること。

【無機的(むきてき)】⇒生命力の感じられないさま。

【原義(げんぎ)】⇒もとの意味。

第二段落の語句一覧

 

【狩猟採集(しゅりょうさいしゅう)】⇒自ら獲物を狩ったり、山菜を採ったりしながら暮らすこと。

【生成(せいせい)】⇒新たに生じること。

【消滅(しょうめつ)】⇒消えてなくなること。

【総称(そうしょう)】⇒一類のものをまとめて一つの名で呼ぶこと。

【生態系(せいたいけい)】⇒ある地域に生息するすべての生物と、それを取り巻く環境を包括した全体。

【食物連鎖(しょくもつれんさ)】⇒自然界の生物が、食うものと食われるものの関係で鎖状につながっていること。「連鎖」とは、「物事が互いにつながっていること。また、そのつながり。」という意味。

【捕食圧(ほしょくあつ)】⇒ある生物群に対する、捕食者による捕食が及ぼす作用。

【農耕牧畜(のうこうぼくちく)】⇒穀物を作ったり、家畜を飼育したりなど、動植物食料の生産を生活基盤とすること。

【開化(かいか)】⇒人間の知識が開け、文化が進歩すること。

【依存(いぞん)】⇒他に頼って存在すること。また、他に頼って生活すること。

【改変(かいへん)】⇒内容を変えて、違ったものにすること。

【離脱(りだつ)】⇒ある状態から抜け出すこと。

【生業(せいぎょう)】⇒生活のための仕事。

【危惧(きぐ)】⇒あやぶみおそれること

【搾取(さくしゅ)】⇒優越的立場を乱用し、不当な利益を得ること。

【創出(そうしゅつ)】⇒物事を新しくつくり出すこと。

第三段落の語句一覧

 

【一変(いっぺん)】⇒すっかり変わること。

【汚染(おせん)】⇒汚れること。

【農地改革(のうちかいかく)】⇒農地の所有制度を改革すること。特に、GHQの指令に基づき第二次大戦後の民主化の一環として1947〜50年に行われた土地改革を指す。

【伐採(ばっさい)】⇒山林などの樹木を切り倒すこと。

【害虫(がいちゅう)】⇒人間の生活に直接または間接に害を与える昆虫。

【謙虚(けんきょ)】⇒控え目で、つつましいこと。

【敬愛(けいあい)】⇒尊敬し、親しみの心を持つこと。

【多様性(たようせい)】⇒様々な種類や傾向のものがあること。

【富む(とむ)】⇒たくさん持っている。多くそなえている。

【里山(さとやま)】⇒人里近くにある、生活に結びついた山や森林。

【復元(ふくげん)】⇒もとにかえすこと。

第四段落の語句一覧

 

【創造(そうぞう)】⇒新しいものを初めてつくり出すこと。

【内包(ないほう)】⇒内部にもっていること。

【超越(ちょうえつ)】⇒ある枠や範疇をはるかに超えていること。

【早春(そうしゅん)】⇒春の初めごろ。

【(…に)すぎない】⇒それ以上ではない。ただ…であるだけだ。

【存続(そんぞく)】⇒引き続き存在すること。

【可憐(かれん)】⇒かわいらしいこと。いじらしいこと。

【凜然(りんぜん)】⇒勇ましくりりしいさま。

【あでやか】⇒美しくて華やかなさま。

【素朴(そぼく)】⇒自然のままに近く、あまり手の加えられていないさま。

【相互作用(そうごさよう)】⇒互いに働きかけ、影響を及ぼすこと。

【毅然(きぜん)】⇒意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさま。

【崇高(すうこう)】⇒けだかく尊いさま。

【神秘(しんぴ)】⇒人間の知恵では計り知れない不思議なさま。

【媒介(ばいかい)】⇒両方の間に立って、なかだちをすること。

【顕現(けんげん)】⇒はっきりと現れること。

【典型(てんけい)】⇒同類のもののうち、その特徴を最もよく表しているもの。代表例となるもの。

【陶器(とうき)】⇒土や粉末状の鉱物を練って成形し焼いて作るもの全般。焼き物。

【徹底的(てっていてき)】⇒どこまでも一貫して行うさま。

【人為的(じんいてき)】⇒自然のままでなく、人の手が加わるさま。

【混然一体(こんぜんいったい)】⇒いくつかのものが溶け合って区別がつかないさま。

第五段落の語句一覧

 

【特性(とくせい)】⇒そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質。

【所産(しょさん)】⇒作り出したもの。産みだしたもの。

【変容(へんよう)】⇒姿や形が変わること。

【他ならない(ほかならない)】⇒それ以外のものでは決してない。まさしくそうである。

まとめ

 

以上、今回は『人と自然の共生とはどういうことか』に出てくる重要語句を一覧にしてまとめました。なお、本文の解説については以下の記事を参照してください。

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国語力アップ.com管理人

大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・宅地建物取引士など。

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