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森羅万象 意味 使い方 類語 例文 英語

 

森羅万象」という四字熟語をご存知でしょうか?

インパクトのある言葉なので、
聞いたことがあるという人も多いかと思います。

ところが、正確な意味まで
把握している人は少ないと思われます。

そこで本記事では、
「森羅万象」の意味や使い方、語源、例文
などをなるべく分かりやすく解説しました。

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森羅万象の意味・読み方

 

まずは、基本的な意味と読み方からです。

【森羅万象(しんらばんしょう)】

天地間に存在する、数限りないすべてのもの(万物)や事象。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

森羅万象」は、
しんらばんしょう」と読みます。

別の読み方として、
「しんらばんぞう」「しんらまんぞう」などもありますが、
これらの読み方をすることはほとんどありません。

多くの場合は、「しんらばんしょう」と読みます。

 

意味としては、
宇宙に存在するすべての物や現象」を表す言葉です。

例えば、私たちの身の回りにある家や車、ビル、
犬、魚、海、河川、山、花などはすべて「森羅万象」です。

それからダニやノミ、ウイルス、細菌などの微生物も
「森羅万象」に含まれます。

他には、雨や風、雪などの自然現象、
物理や化学などの法則、生物学や医学における現象なども
すべて「森羅万象」に含まれます。

 

つまり、世の中に存在するもの及び現象であれば、
それらはすべて「森羅万象」と呼ぶわけです。

「森羅万象」となるものは、
形のあるもの・ないものを問いません。

形のないものだと神様や仏様などの宗教的な概念ですら含まれます。

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森羅万象の語源・由来

 

「森羅万象」は、
「森羅」と「万象」に分けることができる四字熟語です。

まず「森羅」は「列(られつ)する」と書くので、
樹木が果てしなく連なる様子」を表します。

イメージとしては、
ジャングルのように木々が生い茂っているような様子です。

そして、
万象」とは「万物の象意(しょうい)」と書くので、
すべてのもの」を表します。

「万」という字は「万有引力」「万物の源」のように
「すべて」という意味があるのです。

 

整理すると、「森羅万象」は、

「木々がずっと続く広い世界」+「全てのもの」

という2つの意味が合わさった言葉となります。

ここから、現在の
「世の中のあらゆるもの・現象」という意味になるわけです。

 

「森」というのは自然の象徴です。

その森がずっと続く世界は、
まさにすべてを包み込むほどの強大なパワーだと言えます。

「森羅万象」とは、そのような
自然の広大さを表した四字熟語ということです。

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森羅万象の類義語

森羅万象 類語

 

続いて、「森羅万象」の「類義語」を紹介します。

【有象無象(うぞうむぞう)】

種々雑多なくだらない人や物。また、宇宙にある形があるもの・ないもの全て。

後者の意味が「森羅万象」の類語。

【一切合切(いっさいがっさい)】

何もかも残らず全て。

「一切」とは「何もかも全て」、「合切」とは「残らず」という意味。

【天地万物(てんちばんぶつ)】

世の中に存在する全ての物や現象。

「天地」とは「天と地」、すなわち「世の中」という意味。

【所事万端(しょじばんたん)】

すべてのことがら。

「所事」とは「複数」、「万端」とは「全てのことがら」を指す。

以上、4つの類語を紹介しました。

いずれも共通しているのは、
世の中にある全てのもの」という意味です。

この中でも「有象無象」「天地万物」の2つは
ほぼ同じ意味として使えます。

したがって、
両者とも「森羅万象」の「同義語」だと言えます。

 

なお、森羅万象の「対義語」と呼ばれる言葉は存在しません。

しいて挙げるならば「無」などがありますが、
これは四字熟語ではないので特に覚える必要はありません。

森羅万象の英語訳

 

「森羅万象」は、英語だと次のように言います。

 

everything in the universe」(宇宙の全て)

everything in the world」(世界の全て)

 

例文だと、それぞれ以下のような言い方です。

Everything in the universe has its use.
(森羅万象、使い道のないものはない)

We can’t know everything in the world.
(私たちは、森羅万象を知れるわけではない。)

 

また、「everything」を「all things」に変えることもできます。

All things are in a state of flux.(全ての物は、流転する)

※「flux」とは「流動・流転」などの意味です。

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森羅万象の使い方・例文

 

最後に、「森羅万象」の使い方を例文で紹介しておきます。

 

  1. 学者と言っても、森羅万象に通じているわけではない。
  2. 宇宙の森羅万象を観察し、未来に起こることを予測する。
  3. 森羅万象を司るという神様に、お祈りをすることにした。
  4. 陰陽五行思想は、森羅万象は陰と陽に分かれると考えている。
  5. 森羅万象を慈しむ気持ちを持てば、世の中から争いごとはなくなるだろう。
  6. 人類は森羅万象との関わりの中で、成長してきた生き物だ。
  7. 世の中の森羅万象を解き明かす学問。それが「科学」である。

 

「森羅万象」は、世の中のあらゆるものを含みます。

したがって、形のあるものであろうとなかろうと、
基本的には何に対しても使うことができると言えます。

ただし、日常生活ではあまり使わない四字熟語です。

普段の会話で使うようなことはほとんどありません。

 

逆に、よく使われる分野としては、
科学・宗教・哲学」などが挙げられます。

特に「科学」は世の中の不思議を研究する学問なので、
「科学」を論じた文章などではよく使われています。

「科学」の意味は、以下の記事を参照してください。

>>科学と化学の違いとは?意味や使い分けを解説

まとめ

 

以上、本記事のまとめです。

森羅万象」=宇宙に存在するすべての物や現象。

語源・由来」=「木々がずっと続く広い世界」+「全てのもの」

類義語」=「有象無象・一切合切・天地万物・所事万端

英語訳」=「everything in the universe」「everything in the world」

「森羅万象」は世の中を広くそして大きくとらえた言葉です。

この記事をきっかけに、ぜひ正しい意味を覚えて頂ければと思います。

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国語力アップ.com管理人

大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・日本語能力検定1級など。

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