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周り 回り 違い 廻り 意味 使い分け 

「まわり」という言葉は、複数の表記があります。

「池の周り

「水回りの掃除」

さらに、この2つ以外に
廻り」という漢字も使われているようです。

これらの言葉は、
一体どのように使い分ければいいのでしょうか?

さっそく、確認していきましょう。

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周りの意味

 

まずは、「周り」の意味からです。

【周り(まわり)】

周囲・周辺。

②十分に行き届く。

③ぐるりとひとまわりする。

周り」には全部で3つの意味があります。

ただ、一般的には①の「周囲・周辺
という意味で使われることがほとんどです。

この場合は、以下のように使います。

  • 池の周りを歩く。
  • 公園の周りを歩く。
  • 周りの人がうるさい。
  • 周りの意見に反対する。

簡単に言うと、
~の外側や近く」ということですね。

 

「周り」は、
池や公園など大きなものに対して使うことが多いと考えて下さい。

イメージ的には、
「広がりのある大きな物の外側」と考えると分かりやすいでしょう。

回りの意味

 

続いて、「回り」の意味です。

【回り(まわり)】

丸く回転する。

近く・近辺(手の届く範囲)

物の大きさ。

影響がおよぶ。

めぐり歩く。

回り」には全部で5つの意味があります。

それぞれの使い方としては以下の通りです。

  1. ファンの回りが遅い。
  2. 身の回りの世話。
  3. 回り大きい体。
  4. 火の回りが早い。
  5. 地方回りをする。

 

気をつけないといけないのは、
②の「近く・近辺」という意味ですね。

この場合は池や公園などではなく、
「身の回り」「水回り」など手の届く範囲
ということがポイントです。

 

基本的には、
「周り」よりも「回り」の方がよく使う言葉だと考えて下さい。

なぜなら、
こちらの方が幅広い意味で使えるからです。

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周りと回りの使い分け

周り 回り 違い 使い分け

 

それぞれの基本的な意味は理解できました。

では、「周り」と「回り」は
一体どう使い分ければよいのでしょうか?

 

結論から言いますと、

周囲・周辺の意味の場合は「周り」を書き、それ以外は「回り」を書く

と覚えると分かりやすいです。

 

すでに説明した通り、
「回り」の方は様々な意味で使われます。

一方で、「周り」は、
ほとんど「周囲・周辺」の意味でしか使われません。

 

両者の語源も確認しておくと、
「周り」の方は「周囲・周回・一周・円周・外周・周到
など意味が限定したものばかりです。

ほとんどの言葉が、「大きく周る」という
意味からきているのが分かるかと思います。

 

一方で、「回り」の方は
回転・回数・回答・迂回・挽回・転回・回顧
など様々な熟語があります。

「周り」と比べて、
意味が固定されていないことに気付くかと思います。

以上の事から考えて、両者の使い分けは
意味が少ない「周り」を先に覚えた後に、
残りの「回り」を覚えるのがよいということです。

周り・回り・廻りの違い

 

「周り」と「回り」以外に
廻り」という漢字もあります。

「廻」という字は、
「回」に「(廴)えんにょう)」がついたものです。

「(廴)えんにょう」とは、
「進み歩く」という意味なので、
「廻り」=「めぐる」「影響がおよぶ」などの意味になります。

よって、
基本的には「廻る」は「回る」と同じ意味ということになります。

 

ただし、「廻り」という字は
常用漢字には載っていません。

「廻り」を使うのは、
「輪転生(りんねてんせい)」など宗教的な場面のみです。

なので、「廻り」の方は
一般的には使われない漢字ということを頭に入れておきましょう。

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使い方・例文

 

では、最後にそれぞれの使い方を例文で確認しておきます。

 

【周りの使い方】

  1. 公園の周りを、犬と一緒に歩く。
  2. 周りの反対意見を押し切って、強行する。
  3. 地球は、太陽の周りを常に動いている。
  4. 周りの様子を伺ってから行動に移すことにしよう。
  5. 彼女の周りには、常に特定の人物がいる。

 

【回りの使い方】

  1. 回りの掃除をしたので、気分がスッキリした。
  2. 食べすぎたせいで、胴回りが大きくなった気がする。
  3. 回りかもしれないが、違う道を選ぶことにした。
  4. モーターがものすごい勢いで回り続ける。
  5. 3人で交代して、深夜の回り番を行う。
  6. 引っ越してきたので、近所へのあいさつ回りをする。
  7. 回りくどい話し方はやめて、簡潔にしてくれ。

 

混同しやすいのは、
「胴回り」や「首回り」という言葉だと思います。

これらの用例は、
周囲というよりも「物の大きさ」だと考えて下さい。

「周り」の方は池や公園など大きな対象に使うのに対し、
「回り」の方は手の届く範囲の対象に使うということでした。

したがって、この場合は
「回り」を使うということですね。

関連:>>状況と状態の違いとは?意味や使い分けを解説

まとめ

 

以上、今回の内容をまとめると、

周り」=「周辺」・「周囲」の意味の場合に使う。(大きな対象)

回り」=上記の意味以外に使う。(手の届く範囲)

廻り」=「回り」と同じ意味。常用漢字外なため、基本は使わない。

ということでした。

この記事をきっかけに、
ぜひ使い分けができるようになれば幸いです。

では今回は以上です。

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国語力アップ.com管理人

大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・日本語能力検定1級など。

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