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鏡の中の現代社会 意味 漢字 ノート プリント

 

『鏡の中の現代社会』は、高校現代文の教科書で学ぶ評論文です。ただ、本文中に出てくる言葉は意味が分かりにくいものもあります。

そこで今回は、『鏡の中の現代社会』に出てくる漢字や語句を一覧にしてわかりやすくまとめました。

第一段落の語句一覧

 

【自明(じめい)】⇒当たり前であること。証明したり特に詳しく説明したりするまでもなく明らかなこと。

【演劇(えんげき)】⇒ 俳優が舞台の上で脚本に従い、体の動きと言葉を通して表現する芸術。

【異化効果(いかこうか)】⇒日常見慣れたものを未知の異様なものに見せる効果。ブレヒトの演劇論用語。

【社会学(しゃかいがく)】⇒人間や集団の関係、特に社会の構造・機能などを研究対象とする学問。

【自明性の罠(じめいせいのわな)】⇒ここでは、「当然だという思い込みにより、結果的に誤った認識に陥ること」のたとえ。

【不便(ふべん)】⇒便利でないこと。

【途方に暮れる(とほうにくれる)】⇒どうしてよいかわからず困る。

【スケジュール】⇒予定。

【魅力(みりょく)】⇒人の心をひきつけて夢中にさせる力。

【矛盾(むじゅん)】⇒二つの物事が食い違っていて、つじつまが合わないこと。

第二段落の語句一覧

 

【異国(いこく)】⇒外国。

【飽(あ)きることなく】⇒ある物事に持続的に打ち込み、どれだけ長くても嫌ではないさま。

【交渉(こうしょう)】⇒相手と話し合うこと。

【機知(きち)】⇒とっさに働く鋭い知恵。その場その場の状況に応じて素早く働く才知。

【熱弁(ねつべん)をふるう】⇒情熱のこもった口調で説く。

【交わす(かわす)】⇒互いにやり取りする。

【賭ける(かける)】⇒勝負事で、勝った者がもらう約束で金品などを出す。

【僅か(わずか)】⇒ほんのすこしであるさま。

【割に合わない(わりにあわない)】⇒労力の割りに大した得にならないこと。

【惜(お)しげもなく】⇒惜しむ様子がなく。もったいないと思う様子もなく。

【放棄(ほうき)】⇒投げ捨ててかえりみないこと。

【損得(そんとく)】⇒損することと得すること。

【日(ひ)だまり】⇒日当たりがよく暖かい場所のこと。

【他愛のない(たあいのない)】⇒特に重要ではない。たいしたことのない。

【費やす(ついやす)】⇒金銭・時間・労力などを使う。

【習慣(しゅうかん)】⇒その国の人々のあいだで、普通に行われる物事のやり方。社会的なしきたり。

【カフェテラス】⇒歩道や庭に張り出して客席を設けた喫茶店。

【行き交う(いきかう・ゆきかう)】⇒行き来をする。往来する。

【眺める(ながめる)】⇒のんびりと遠くを見る。

【海岸線(かいがんせん)】⇒陸地と海水面との境界にあたる線。

【機会(きかい)】⇒事をするのに最も都合のよい時機。ちょうどよい折。チャンス。

【腰を下ろす(こしをおろす)】⇒座る。

【報道(ほうどう)】⇒知らせ。ニュース。

【異常(いじょう)】⇒普通と違っていること。正常でないこと。

【狂気(きょうき)】⇒気が狂っていること。

【奇怪(きかい)】⇒常識では考えられないほど怪しく不思議なこと。

【近代社会(きんだいしゃかい)】⇒中世封建社会が解体したのちに現われた社会のこと。近代とは「15世紀以降~20世紀中頃」の時代を指す。

【無限連鎖(むげんれんさ)】⇒ここでは、「終わりなく続き、切れ目がない状態ほど忙しいこと」の例え。

【育む(はぐくむ)】⇒養い育てる。

【分針(ふんしん)】⇒時計の、分を示す針。

【三本針(さんぼんばり)】⇒ここでは、「時計の長針・短針・秒針」を指す。

第三段落の語句一覧

 

【墓場(はかば)】⇒墓のある所。

【血縁関係(けつえんかんけい)】⇒親子・兄弟姉妹などの血のつながりを基礎としてつくられた社会的関係。

【余分(よぶん)】⇒必要や予定より多いこと。

【生者(せいじゃ・せいしゃ)】⇒生きている者。

【孤独(こどく)】⇒ひとりぼっちであること。

【投影(とうえい)】⇒映し出されたもの。あるものの影響が、他のものの上に現れること。

【魅力的(みりょくてき)】⇒人の心をひきつけるような力のあるさま。

【究極(きゅうきょく)】⇒物事をつきつめ、きわめること。

【共同体(きょうどうたい)】⇒家族や村落など、血縁や地縁に基づいて自然的に発生した閉鎖的な社会関係、または社会集団。

【核心(かくしん)】⇒物事の中心となる大切なところ。

【典型(てんけい)】⇒代表例となるもの。

【紙幣(しへい)】⇒素材が紙片である貨幣。

【肖像(しょうぞう)】⇒人の姿を写した絵・写真・彫刻などの像。

【信条(しんじょう)】⇒堅く信じて守っていること。

【相当(そうとう)】⇒その物事とほぼ等しいこと。

【無為(むい)】⇒何もしないでぶらぶらしていること。また、そのさま。

【浪費(ろうひ)】⇒金銭・時間などをむだに使うこと。

【生業(せいぎょう)】⇒生活のための職業。

【年配(ねんぱい)】⇒中年以上の年ごろ。

【貨幣(かへい)】⇒商品やサービスを交換・流通するための媒介物。一般に硬貨や紙幣などの「お金」を指す。

【資本主義(しほんしゅぎ)】⇒資本を持つ資本家が労働者を雇い、利益を得る社会システム。

【ゆかり】⇒何らかの関わり合いやつながりのあること。

【合理化(ごうりか)】⇒無駄を省くこと。

【本質的(ほんしつてき)】⇒物事の根本的な性質にかかわるさま。

【喪失(そうしつ)】⇒失うこと。多く抽象的な事柄に対して言う。

【前近代(ぜんきんだい)】⇒近代より一つ前の時代。

【構想(こうそう)】⇒考えを組み立て、まとめること。

【自在(じざい)】⇒意のままであること。自分の思うとおりにできること。

【見はるかす】⇒はるかに見渡す。遠くまで見渡す。

【理想化(りそうか)】⇒対象を自分の理想とする姿に引き寄せて考えること。

【自明性の檻(じめいせいのおり)】⇒ここでは、「当たり前だという思い込みに縛られていること」のたとえ。

【翼(つばさ)】⇒空を飛ぶための羽。

まとめ

 

以上、今回は『鏡の中の現代社会』に出てくる重要語句をまとめました。ぜひノート代わりにして頂ければと思います。なお、本文のあらすじや要約、テスト対策などについては以下の記事を参照してください。

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国語力アップ.com管理人

大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・宅地建物取引士など。

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