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意気揚々 意味 類語 使い方 例文 英語

 

意気揚々」という四字熟語をご存知ですか?

私が初めて知ったのは、
野球ゲーム「パワプロ」を行っていた時ですね。

突然分からない言葉が出てきたので、
気になって検索した記憶があります。

実はこの四字熟語はゲームに限らず、
日常生活など幅広い場面で使われています。

今回は「意気揚々」の意味や使い方・
類語・反対語などを解説しました。

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意気揚々の意味・読み方

 

まずは、基本的な意味と読み方です。

【意気揚々(いきようよう)】

得意げで威勢のよいさま。いかにも誇らしげに振る舞うさま。

出典:新明解四字熟語辞典 三省堂

意気揚々」とは、
得意げで誇らしげなさまのこと」を言います。

「得意げ」とは、
人に自慢したい様子のこと」だと思ってください。

 

例えば、以下のような使い方です。

全国制覇した球児たちは、意気揚々と母校へと戻ってきた。

当たり前ですが、全国制覇するのは
なかなかできることではありません。

なので、球児たちが
俺たちは優勝したぞ!」という
得意げな様子で帰ってきたというわけですね。

「意気揚々」はこのように、
何かに成功したり勝ったりして自慢げにしている人
に対して使う言葉だと思ってください。

 

念のため語源を確認しておくと、
「意気」は「意志」の「意」と「気分」の「気」と同じ漢字です。

すなわち、「意気」とは
その人の気性や元気さ」を表した言葉となります。

また、「揚々」の「」は「揚(あ)げる」とも読める漢字です。

このことから、「揚々」とは
何かを盛んにする」という意味になります。

 

よって、両者を合わせると、
意気揚々」=「気性を盛んにする」「元気にする
などの意味が原義となります。

転じて、
得意げ・誇らしげ」という意味になるわけですね。

このように考えると、「意気揚々」は得意げな様子だけでなく、
そこに「元気さが加わった言葉」ということが分かるかと思います。

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意気揚々の由来

 

「意気揚々」という言葉は、
中国の歴史書である『史記(しき)』が由来です。

『史記」の中に、次のようなお話があります。

昔々、晏嬰(あんえい)と呼ばれる政治家がいました。

あんえいは、斉(せい)の宰相を務め、
一国の主として君臨していました。

そのため、彼が外出する時は常に高級な馬車で移動していました。

ある日、馬車で移動中に、
あんえいの隣にいる男の運転手が意気揚々と居座っていました。

それを見ていた男の妻は「得意げな様子の夫」に腹を立てます。

あなたは、単なる運転手なのになぜそんなに誇らしげなの?

これを聞いた夫は、
深く傷ついてショックを受けます。

その後、あんえいは夫に事情を聞き、
なぜ落ちこんでいるのかを聞きました。

最終的に、あんえいはその男を
今までよりも上級の職に就けたのです。

つまり、「意気揚々」という言葉は、
馬車の運転手が、地位の高い人を乗せているだけで誇らしげな様子だった
という話からできたわけですね。

この話が本当かどうかはともかく、
「あんえいは非常に器が大きい人物だった」
と言えるのではないでしょうか。

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意気揚々の類語・対義語

意気揚々 類語

 

続いて、「意気揚々」の
「類語」を紹介します。

【得意満面(とくいまんめん)】

思い通りに行き、誇らしさが顔に出ること。

「満面」とは、「顔中・顔全体」という意味です。

【意気軒昂(いきけんこう)】

意気込みが盛んで、元気いっぱいな様子。

「軒昂(けんこう)」とは、
「意気込みが盛んなこと」を言います。

【意気衝天(いきしょうてん)】

意気込み・元気が盛んな状態。

「衝天」とは、
「天を突きあげること」を意味します。

【意気昂然(いきこうぜん)】

自信に満ちて、意気盛んな様子。

「昂然(こうぜん)」とは、
「自信に満ちた様子」という意味です。

以上、4つの類語を紹介しました。

いずれも共通しているのは、
元気・意気盛ん・自信・誇らしげ
といったキーワードですね。

中でも「得意満面」はほぼ同じ意味なので、
同義語」と言ってもいいでしょう。

 

逆に、「対義語」としては、
意気消沈」が挙げられます。

「意気消沈(いきしょうちん)」とは、
元気をなくし、心が沈み込む様子」という意味です。

「反対語」なので、
何かに失敗したり敗北したりする時に
使う言葉だと思ってください。

意気揚々の英語訳

 

続いて、「英語訳」です。

「意気揚々」は、英語だと次のように言います。

 

triumphant」⇒「勝ち誇った・得意の」

in high spirits」⇒「威勢よく・元気よく」

 

「spirit」は、「気分・気持ち」などの意味です。

つまり、
「高い気分」なので「上機嫌・得意げ」
などの訳になるわけですね。

 

例文だと、それぞれ以下のような言い方です。

She is triumphant.(彼女は意気揚々としている)

He walked home in high spirits.
(彼は意気揚々と歩いて帰っていった)

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意気揚々の使い方・例文

 

では、最後に「意気揚々」の使い方を
例文で確認しておきましょう。

 

  1. 優勝旗を先頭に、意気揚々と歩く選手たちがいた。
  2. テストで満点をとったので、意気揚々と母に見せた。
  3. 彼は意気揚々と得意のマジックを披露した。
  4. 難問を解いたその学生は、意気揚々と先生に報告した。
  5. 試合に勝った選手団は、意気揚々と凱旋した。
  6. 意気揚々と話す姿に、周りも納得し始めたようだ。
  7. 意気揚々とスタートしたが、いきなりミスしてしまった。

 

すでに説明した通り、「意気揚々」は、
その人の誇らしげな様子を表した四字熟語です。

したがって、前後関係としては、
勝利や成功などの良いことが起こった後
に使うのが適切と言えるでしょう。

 

また、場合によっては
「後半に意気が沈むような場合」に使うこともできます。

例文だと、最後の文です。

この場合は、
「物事が途中でうまく行かなくなった様子」を表した文となっています。

いずれにせよ、「意気揚々」は、
人の得意な様子」を表す言葉として
良い意味でも悪い意味でも使えると考えてください。

関連:>>気宇壮大の意味とは?例文や使い方・由来を解説

まとめ

 

以上、内容を簡単にまとめると、

意気揚々」=得意げで誇らしげなさま。

語源・由来」=「気性を盛んにする・元気にする」中国の歴史書『史記』から。

類語」=「得意満面・意気軒高・意気衝天・意気昂然」など。

英語」=「triumphant」「in high spirits」

ということでした。

 

人の表情というのは、様々な種類があります。

「意気揚々」とはその中でも、
「自慢げな様子」を表した言葉だと覚えておきましょう。

では今回は以上です。

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国語力アップ.com管理人

大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・日本語能力検定1級など。

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