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理性 意味 わかりやすく

 

今回は、
理性」の意味を
解説していきたいと思います。

 

「理性」という言葉は、
受験によく出てくるイメージですよね。

特に、現代文の文章では
よく目にするのではないでしょうか?

そのため、
意味だけでなく言葉の背景なども
詳しく解説していきたいと思います。

 

では、さっそく確認していきましょう。

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理性の意味

 

「理性」
の意味を調べると、
以下のように書かれています。

【理性(りせい)】

道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。

善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「理性」には、
2つの意味があります。

 

1つ目は、
道理によって物事を判断する能力
という意味です。

 

道理(どうり)」とは、
ちゃんとした理由のこと」だと思ってください。

つまり、
ちゃんとした理由によって、物事を判断する能力」を
「理性」と言うわけですね。

 

簡単な例を挙げましょう。

次の3つの文章で、
理由がちゃんとしている文章はCだけです。

【A】⇒このパソコンは使いやすくて、価格も安い。

【B】⇒このパソコンは使いやすくて、価格も安い。だから、僕はスポーツが好きだ。

C】⇒このパソコンは使いやすくて、価格も安い。だから、僕は購入した。

Aは、ただ単に事実を2つ並べただけです。

Bは、「だから」という接続詞がついてますが、
理由が正しくありません。

Cのように、
理由がちゃんとしていて筋道の通った文章でないと、
「理性」があるとは言えないのです。

 

このように、
理由がちゃんとしていることを、
論理的(ろんりてき)」とも言います。

つまり、
論理的に考える能力が理性
ということですね。

 

次に、
「理性」の②の意味を見ていきましょう。

②「善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力。

 

これはつまり、
本能や感情に左右されず、善悪を判断する能力
だと思ってください。

 

こちらも具体例を挙げます。

あなたは誰もいない道を
一人で歩いていました。

すると、
たまたま財布を発見しました。

中を見たらかなりの大金です。

 

「5万円も入っている!」

「誰も見てないぞ!」

「・・・・・・・」

「でも、もし盗んだら財布の持ち主はどんな気持ちになるだろう?」

「きっとすごい悲しむだろうな・・・」

 

やっぱり盗んではダメだ。交番にちゃんと届けよう!

 

このような考えは理性的な考えと言えます。

なぜなら、
動物的な本能や感情に左右されず、
しっかりと頭で考えて判断しているから
です。

 

言いかえれば、
理性」とは「人間以外の動物にはない考え」だと言えます。

 

動物というのは食べたいときに食べ、
寝たいときに寝る、本能に忠実な生き物ですよね?

したがって、
動物には「理性」はないのです。

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理性の対義語・類義語

理性 対義語 感性

 

「理性」を理解するには、
「対義語」も知っておく必要があります。

 

「理性」の「対義語」は、
感性(かんせい)」です。

 

意味は、以下の通りです。

【感性(かんせい)】

物事を心に深く感じ取る働き。感受性。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

感性」とは、
感受性(かんじゅせい)」のことを言います。

「感受性」とは
ものごとをどう感じ、どう受け止められるかという能力」
のことだと思ってください。

 

こちらも例を挙げます。

  • 家から外に出た瞬間に「今日は少しだけ暑いな」と感じた。
  • 好きな人からプレゼントをもらい、「うれしい!」と感じた。
  • この音楽は聴いていて、とても心地がいいと感じた。

このように、
外界からの刺激を感じ、自分の感情に結びつける能力
のことを「感性」と言うのです。

 

「好き嫌いの感情」などは、
「感性」の代表的なものと言えるでしょう。

 

続いて、「類義語」です。

 

「理性」の「類義語」は、
以下のようなものがあります。

論理(ろんり)」⇒考えや議論を進めていく筋道のこと。

合理(ごうり)」⇒理にかなっていること。

それぞれ、
「論理的な文章」「合理的な考え」
といった形でよく使われます。

「論理的な文章」とは、
理由などがはっきりしていて
筋道の通った文章のことです。

これはすでに説明したので大丈夫ですね。

 

「合理的」の意味は、
以下の記事で詳しく解説しています。

>>合理的とは?意味を簡単にわかりやすく解説

「合理的」という言葉も
現代文にはよく出てくる単語なので、
確認しておきましょう。

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理性が誕生した背景

理性 時代背景 

 

「理性」という言葉の
背景に迫ってみましょう。

時代背景を知っておくと、
言葉の意味も分かりやすくなります。

 

「理性」という言葉は、元々、
近代」のヨーロッパで誕生しました。

 

「近代」については、
以下の記事を参照してください。

>>近代とはいつからいつまで?現代との違いも解説

 

つまり、
「理性」は日本で生まれた概念では
なかったわけですね。

 

近代より前の時代(主に中世)は、
伝統的な宗教や習慣などに支配されている時代でした。

言いかえれば、
感性」が重視されていたということでね。

 

しかし、「近代」になると、
人間は論理的な考えを重視することにより、
科学技術」を生み出すことに成功しました。

「科学技術」については、
以下の記事を参照してください。

>>テクノロジー(科学技術)の意味をわかりやすく解説

 

そして、
科学技術は実際に多くの人々を豊かにしました。

その結果、
近代では「理性」こそが人間にとって最も重視すべきもの
という考えが広まったのです。

 

一方で、現代では

理性で割り切りすぎて、世界の理解を単純化したのでは?

感性でないと生み出せないものもあるんじゃないの?

などの意見も起こってきました。

 

このように、
「理性」のメリット・デメリットは、
歴史的に見て、多くの議論が交わされてきました。

現代でもそれについて論じた本は、
多く発行されています。

したがって、
現代文のテーマとしてもよく出題されるのです。

 

もしも、
「理性」をテーマとした文章が出題された場合、

筆者が、理性と感性どちらの意見を重視しているのか?

ということに注目するとよいでしょう。

 

なぜなら、
あらかじめ「テーマ理解」をしておけば、
読解のスピードが格段に上がるからです。

文章を読むときは、
ぜひそういったことも意識してみてください。

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使い方・例文

 

最後に、それぞれの使い方を
実際の例文で確認しておきましょう。

 

【理性の使い方】

  • 動物が人と違うのは、理性がないという点だ。
  • 人間は理性によって行動できる生き物である。
  • 科学者は理性的な考えによってデータを導き出す。
  • 技術は人間の理性によって作り出したものである。

 

【感性の使い方】

  • 彼女は、音楽において感性豊かな才能を生かしている。
  • 何も考えずに、感性だけで買い物をするのは良くない。
  • 仕事というのは、理性感性のバランスが大事である。

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

今回の内容をまとめると、

理性」=①ちゃんとした理由によって、物事を判断する能力。本能や感情に左右されず、善悪を判断する能力。

感性」=ものごとをどう感じ、どう受け止められるかという能力。感受性。

ということでしたね。

 

ぜひ正しい理解で
読解に役立てていきましょう。

今回は以上です!

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