『海の命』は、国語の教科書によく登場する作品です。そのため、学校の授業などでも学びます。
ただ、本文中の語句は意味が分かりにくいものもあります。そこで本記事では、『海の命』に出てくる言葉の意味を一覧にしてまとめました。
『海の命』の言葉一覧
【太一(たいち)】⇒本作に登場する主人公。
【おとう】⇒父のこと。
【もぐり漁師(りょうし)】⇒海に潜ることで魚や貝などをとる職業のこと。
【潮(しお)】⇒海水。
【瀬(せ)】⇒比較的浅いところで流れが速い場所。
【クエ】⇒ハタ科の海水魚。全長1メートルに達し、高級な食用魚として知られる。
【突く(つく)】⇒とがった物で勢いよく刺す。
【恵み(めぐみ)】⇒他人や自然などから受けて、幸福や利益をもたらすもの。
【不漁(ふりょう)】⇒漁で獲物が少ないこと。魚がとれないこと。
【引き潮(ひきしお)】⇒満潮時から干潮時まで海面がしだいに下降し、海岸線が沖に退く現象。
【こときれる(事切れる)】⇒息が絶える。死ぬ。
【与吉じいさ(よきちじいさ)】⇒太一の弟子入りを受けいれ、色々と教えてくれる漁師。
【弟子(でし)】⇒師について学問や技芸の教えを受ける人。
【たぐる】⇒両手で代わる代わる引いて手元へ引き寄せる。
【甲板(かんぱん)】⇒船の上部にあり、鉄板または木板を張りつめた広く平らな床。デッキ。
【共鳴(きょうめい)】⇒音が鳴り響き、振動が伝わること。
【ふっと】⇒前ぶれがなく急に事が行われたり、事態が変わったりするさま。
【さとる(悟る)】⇒それとなく気づく。感づく。
【屈強(くっきょう)】⇒きわめて力が強く頑丈なさま。
【たくましい】⇒意志が強く、多少のことではくじけないさま。
【早々と(はやばやと)】⇒通常よりずっと早い時期に行うさま。
【いかり】⇒船を一定の場所に留めておくため、綱や鎖をつけて海底に沈めるおもり。
【ここちよい】⇒気持ちがよい。気分がさわやかである。
【交差(こうさ)】⇒二本以上の線状のものが、互い違いになること。
【壮大(そうだい)】⇒規模が大きくてりっぱなこと。また、そのさま。
【真珠(しんじゅ)】⇒貝から採れる宝石の一種。
【えら】⇒水中にすむ動物の呼吸器官。
【ゆうに】⇒余裕のあるさま。十分に。らくに。
【興奮(こうふん)】⇒感情が高ぶること。
【冷静(れいせい)】⇒感情に左右されず、落ち着いていること。
【幻(まぼろし)】⇒その存在さえ疑わしいほど、珍しいもの。
【鼻面(はなづら)】⇒鼻の先端。鼻先。
【永遠(えいえん)】⇒いつまでも果てしなく続くこと。
【おだやか】⇒気持ちが落ち着いていて物静かなさま。
【大魚(たいぎょ)】⇒大きな魚。
【あぶく】⇒泡(あわ)の俗的な言い方。
【もり】⇒魚介類を突き刺し、捕らえる漁具。
【刃先(はさき)】⇒刃の先端。
【生涯(しょうがい)】⇒生きている間。一生の間。
まとめ
以上、今回は『海の命』に出てくる言葉をまとめました。言葉の意味が分かれば、本作の内容も理解しやすくなるはずです。ぜひノート代わり、ワークシート代わりにして頂ければと思います。