高校現代文で学習する評論文で、『科学的発見とは』があります。学校の定期テストなどでも、よく問題が出されています。
ただ、本文中に出てくる語句は意味や内容が分かりにくいものも多いです。そこで本記事では、『科学的発見とは』に出てくる言葉を一覧にしてまとめました。
第一段落の言葉一覧
【百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)】⇒物事は耳で聞くよりも、実際に目で見る方がはるかによくわかるものである。人の口から百回聞いても、自分の目で一回見ることには及ばないため。
【信念(しんねん)】⇒正しいと信じる自分の考え。
【形成(けいせい)】⇒一つのまとまったものに作り上げること。
【ウエイト】⇒重点。重要度。
【占める(しめる)】⇒全体の中である割合をもつ。
【現場(げんば)】⇒現にそれが起こっている場所。
【目撃(もくげき)】⇒現場に居合わせて実際に見ること。
【証拠(しょうこ)】⇒事実・真実を明らかにする根拠となるもの。
【事態(じたい)】⇒物事の状態や成り行き。
【明白(めいはく)】⇒非常にはっきりしていること。疑いのないこと。
【事実(じじつ)】⇒実際に起こった事柄。
【観察(かんさつ)】⇒注意深く見ること。
【単純(たんじゅん)】⇒とらえ方が一面的で浅いこと。
【肝心(かんじん)】⇒最も重要なこと。
【事例(じれい)】⇒具体的な実例。
第二段落の言葉一覧
【科学(かがく)】⇒学問。特に、自然に関する学問。
【哲学者(てつがくしゃ)】⇒哲学を研究する学者。哲学とは世界や人生などの根本原理を追求する学問を指す。
【著書(ちょしょ)】⇒その人が書いた書物。著作。
【尋ねる(たずねる)】⇒質問する。問う。
【突拍子もない(とっぴょうしもない)】⇒並外れている。とんでもなく調子はずれである。
【サーチ】⇒search。調べて探すこと。検索。
【模様(もよう)】⇒ものの表面にあらわれた形。
【膨らむ(ふくらむ)】⇒考えや希望が広がって大きくなる。
【谷間(たにま)】⇒高いものの間の低い所。
【ユニーク】⇒唯一であるさま。そのものだけが他と異なるさま。
【実質(じっしつ)】⇒実際に事物に備わっている内容や性質。
【空間(くうかん)】⇒物体が存在しないで空いている所。
【端的に(たんてきに)】⇒はっきりとしているさま。明確にそれと分かるさま。
【いっそう】⇒程度がいちだんと進むさま。
【くみ取る】⇒理解する。
【種明かし(たねあかし)】⇒裏の事情などを説明すること。
【不都合(ふつごう)】⇒都合の悪いこと。
【データ】⇒参考となる資料や情報。
【理論(りろん)】⇒個々の現象を法則的に説明できるよう、筋道を立てて組み立てられた知識の体系。
【見立てる(みたてる)】⇒仮にそのものと見なす。
【決着(けっちゃく)】⇒物事のきまりがついて終わりになること。
【一意的(いちいてき)】⇒意味が一つに確定しているさま。
【導出(どうしゅつ)】⇒みちびきだすこと。特に、論理的に結論をひきだすこと。
【解析(かいせき)】⇒事物の構成要素を細かく調べて、その本質を明らかにすること。
【予見(よけん)】⇒前もって知ること。
第三段落の言葉一覧
【自明(じめい)】⇒特に証明などをしなくても明らかであること。わかりきっていること。
【明快(めいかい)】⇒わかりやすいこと。
【入念(にゅうねん)】⇒細かいところまで行きとどいていて、丁寧なこと。
【顕微鏡(けんびきょう)】⇒微小な対象を拡大して観察する装置。
【点字(てんじ)】⇒指先の触覚により読み取る視覚障害者用の文字。
【蛍(ほたる)】⇒甲虫目ホタル科の昆虫の総称。
【染色体(せんしょくたい)】⇒細胞の核が分裂する際に現れる糸状のもの。DNAを主成分とする。
【時系列(じけいれつ)】⇒時間の順序にしたがって並べられる一連の物事。
【想定(そうてい)】⇒ある条件や状況を仮に設定すること。
【やきもき】⇒あれこれと気をもんでいらいらするさま。
【唐突(とうとつ)】⇒突然。いきなり。
【どっと】⇒大ぜいがいっせいに声をあげるさま。
【要所要所(ようしょようしょ)】⇒それぞれの重要な箇所。「要所」とは重要な地点や場所を表す。
【格闘技(かくとうぎ)】⇒互いに組み合ったり打ち合ったりして勝負を争う競技。
【動作(どうさ)】⇒からだを動かすこと。
【的確(てきかく)】⇒的 (まと) をはずさないで、まちがいがないこと。
【特徴(とくちょう)】⇒他と比べて特に目立つ点。
【抽出(ちゅうしゅつ)】⇒多くの中から、ある特定のものを抜き出すこと。
【膨大(ぼうだい)】⇒きわめて数量の多いさま。
【蓄積(ちくせき)】⇒たくわえること。だんだんにたまること。
第四段落の言葉一覧
【予断(よだん)】⇒前もって判断すること。
【伴う(ともなう)】⇒ある物事が同時に別の物事を併せ持つ。
【基礎(きそ)】⇒ある物事を成り立たせる、大もとの部分。
【千差万別(せんさばんべつ)】⇒さまざまに異なって同じでないこと。一つとして同じものはないこと。
【称する(しょうする)】⇒名づけて言う。
【意図(いと)】⇒何かをしようとすること。
【再編(さいへん)】⇒新たに編成または編集しなおすこと。
【構築(こうちく)】⇒組み立てて築くこと。
【要請(ようせい)】⇒必要だとして、強く願い求めること。
【己(おのれ)】⇒自分自身。
【主体的(しゅたいてき)】⇒自分の意志・判断に基づいて行動するさま。
【要素(ようそ)】⇒あるものごとを成り立たせている基本的な内容や条件。
【とりわけ】⇒特に。
【工夫を凝らす(くふうをこらす)】⇒あれこれと工夫すること。色々と考えて、よりよい方法を盛り込むこと。
【設問(せつもん)】⇒作って出された問題。
【貧困(ひんこん)】⇒内容に乏しいこと。
【猛烈(もうれつ)】⇒程度がはなはだしいさま。
【つゆほども】⇒(あとに打消しの語を伴って)少しも。ちっとも。
【嘆く(なげく)】⇒悲しんだりがっかりしたりする。
【絵柄(えがら)】⇒絵・模様の構図。
【多彩(たさい)】⇒変化や種類が多いこと。
【解釈(かいしゃく)】⇒意味や内容を解きほぐして明らかにすること。
【のける】⇒そこから他の場所へ移したり、行かせたりする。しりぞける。
【眼鏡(めがね)】⇒視力を補うために目の周辺につける器具。
まとめ
以上、今回は『科学的発見とは』に出てくる言葉の意味を一覧にしてまとめました。ぜひノートやプリントの代わりにして頂ければと思います。なお、本文の要約やあらすじ、テスト対策については以下の記事で解説しています。