『他者の声 実在の声』 ノート 現代文 解説 内容 テスト

『他者の声 実在の声』は、高校現代文の教科書で学ぶ作品です。学校の定期テストなどでも出題されています。

ただ、本文中に出てくる語句は意味が分かりにくいものも多いです。そこで本記事では、『他者の声 実在の声』に出てくる重要単語を一覧にしてわかりやすくまとめました。

第一段落の語句一覧

 

【自我(じが)】⇒他者や外界から区別して意識される自分。

【他我(たが)】⇒自我に対して、他人に存在すると考えられる我。

【我(が)】⇒自分。自己。

【外界(がいかい)】⇒私の意識を超えた客観的な世界。「客観的」とは第三者の視点に立って物事を見ること。

【承知(しょうち)】⇒知っていること。わかっていること。

【哲学(てつがく)】⇒世界や人生などの根本原理を追求する学問。

【みょうちきりん】⇒普通では考えられない不思議なさま。奇妙なさま。

【収まる(おさまる)】⇒その場所に落ち着く。受け入れられた状態になる。

【感覚(かんかく)】⇒外界からの光・音・におい・味などの刺激を感じる働きと、それにより起こる意識。

【まなざし】⇒視線。

【尋ねる(たずねる)】⇒質問する。問う。

【うっすら】⇒程度がわずかであるさま。かすかに。

【自閉(じへい)】⇒自己の内界に閉じ込もること。

【健全(けんぜん)】⇒考え方が偏らず調和がとれていること。

【共感(きょうかん)】⇒他人の意見や感情にその通りだと感じること。

第二段落の語句一覧

 

【洞窟(どうくつ)】⇒がけや岩などにできたほらあな。

【枝道(えだみち)】⇒本通りから分かれたわき道。横道。

【概念(がいねん)】⇒物事の大まかな意味内容。

【袋小路(ふくろこうじ)】⇒行きどまりになっている路地。物事が複雑になって行き詰まること、という意味もある。

【堅気(かたぎ)】⇒まっとうで着実なこと。

第三段落の語句一覧

 

【清算(せいさん)】⇒これまでの関係や事柄に結末をつけること。

【旧来(きゅうらい)】⇒昔から行われていること。従来。

【区別(くべつ)】⇒あるものと他のものとが違っていると判断して分けること。

【比喩(ひゆ)】⇒ある物事を、類似または関係する他の物事を借りて表現すること。

【語りえぬもの】⇒言葉では説明することができないもの。

【単純(たんじゅん)】⇒考え方が素直であること。

【拒否(きょひ)】⇒こばむこと。

【コミュニケーション】⇒人が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。

【共有(きょうゆう)】⇒一つの物を二人以上が共同で持つこと。

【素朴(そぼく)】⇒単純で発達していないこと。

【幻想(げんそう)】⇒現実にはないことをあるかのように心に思い描くこと。

【極端(きょくたん)】⇒普通の程度から大きく外れていること。

【分裂(ぶんれつ)】⇒一つのまとまりが、いくつかに分かれること。

第四段落の語句一覧

 

【独自(どくじ)】⇒他とは関係なく自分ひとりであること。

【公共的(こうきょうてき)】⇒社会一般的。社会全体にかかわるさま。

【多様化(たようか)】⇒さまざまな状態に分かれていくこと。

【発散(はっさん)】⇒散らばり出ること。内部にあるものが外部へと散らばること。

【典型例(てんけいれい)】⇒似たものの中で、特徴が最もよく表れている例。

【同様(どうよう)】⇒同じであること。ほとんど同じであること。

【多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ)】⇒(数量や程度に)多い少ないの差はあっても。

【発信源(はっしんげん)】⇒発信するもと。言葉や情報を送り出すもと。

【あからさま】⇒明らかなさま。露骨なさま。

【誘惑(ゆうわく)】⇒心を迷わせて、さそい込むこと。

【実在(じつざい)】⇒意識から独立して、客観的に存在するもの。

【鎮座(ちんざ)】⇒どっかりと座っていること。人や物がどっしりと場を占めていることをからかっていう。

【声高(こわだか)】⇒話し声の調子が高く大きいさま。

第五段落の語句一覧

 

【手持ちの言葉(てもちのことば)】⇒自分が使いこなせる言葉。「手持ちの」とは「自分の手元にある」という意味。

【予感(よかん)】⇒何か事が起こりそうだと前もって感じること。

まとめ

 

以上、本記事では『他者の声 実在の声』に出てくる言葉をまとめました。ぜひ教科書と照らし合わせながら、意味を確認して頂ければと思います。なお、本文の要約やあらすじなどは以下の記事で解説しています。