『言語が見せる世界』 意味調べノート 語句 プロトタイプ 例

『言語が見せる世界』は、高校現代文で学習する評論文です。そのため、定期テストにも出題されています。

ただ、本文を読むと意味の分かりにくい語句が多く出てきます。そこで今回は、『言語が見せる世界』に出てくる重要語句を簡単にまとめました。

第一段落の語句一覧

 

【雑踏(ざっとう)】⇒人込み。

【子細(しさい)】⇒細かいさま。

【尽(つ)きることなく】⇒終わることなく。

【相貌(そうぼう)】⇒姿やかたち。容貌。物事のようす。

【分解能(ぶんかいのう)】⇒物事を識別できる能力。

【関心が向かない(かんしんがむかない)】⇒興味がわかない。

【概念(がいねん)】⇒物事の意味内容。ある物事に対する大まかな理解やイメージ。

【知覚(ちかく)】⇒外界の事物の状態を認識すること。

【対象(たいしょう)】⇒意識や行為のめあてとなるもの。

【主体(しゅたい)】⇒自ら物事を認識したり、行動したりするもの。対義語は「客体」。

【詳細(しょうさい)】⇒細部に至るまでくわしいさま。

【大雑把(おおざっぱ)】⇒細部にまで注意が届かず、雑なさま。細部にわたらず、全体を大きくとらえるさま。

【手持ち(てもち)】⇒現在持っていること。手もとにあること。

第二段落の語句一覧

 

【多少(たしょう)なりとも】⇒少しであっても。

【集合(しゅうごう)】⇒一定の範囲に含まれるものを一つの全体として捉えたもの。

【外延(がいえん)】⇒ある概念が適用される具体的な事物の範囲。例えば、「鳥」という概念の外延は「スズメ・カラス・タカ・ハト・ペンギン・ダチョウ」など。

【規定(きてい)】⇒物事の内容を一定の形に定めること。

【諸特徴(しょとくちょう)】⇒さまざまな特徴。

【内包(ないほう)】⇒ある概念が適用される事物が持つ共通の性質。例えば、「鳥」という概念の内包は「体が羽毛で覆われている」「くちばしがある」「卵を産む」など。

【内実(ないじつ)】⇒内部の実情。

【いささか】⇒少し。

【らしからぬ】⇒らしくない。

【他方(たほう)】⇒ほかの方面から見ると。一方。

【弁別(べんべつ)】⇒物事の違いをはっきりと見分けること。

【典型的(てんけいてき)】⇒その類の特徴をよく現しているさま。

【了解(りょうかい)】⇒理解して承認すること。

【プロトタイプ】⇒原型。基本型。典型例。

【把握(はあく)】⇒しっかりと理解すること。

【極端(きょくたん)】⇒普通の程度から大きく外れているさま。

第三段落の語句一覧

 

【帰結(きけつ)】⇒最終的に行き着いたところの結果。

【属性(ぞくせい)】⇒ある事物に属する性質や特徴。

【矛盾(むじゅん)】⇒二つの物事がくいちがって、つじつまが合わないこと。

【排除(はいじょ)】⇒おしのけて、そこからなくすこと。

【命題(めいだい)】⇒ある判断を言葉で表したもので、真または偽という性質をもつもの。

【紫外線(しがいせん)】⇒電磁波で、可視光線より波長が短く、目には見えない光線。太陽光線などの中に含まれる。

【領域(りょういき)】⇒ある力や作用などが及ぶ範囲。

【視細胞(しさいぼう)】⇒動物の感覚細胞の一つで、光を受容する細胞のこと。

【つまるところ】⇒結局。

【ほかならない】⇒まさにそうである。それ以外のものではない。※「問いにほかならない」で「問いそのものである」という意味。

第四段落の語句一覧

 

【梢(こずえ)】⇒木の先端。枝の先。

【微妙(びみょう)】⇒一言では言い表せないほど細かく、複雑なさま。

【いっさい】⇒すべて。全部。

【抽象的(ちゅうしょうてき)】⇒いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。

【いわば】⇒言ってみれば。たとえて言えば。

【平たい言い方(ひらたいいいかた)】⇒分かりやすい言い回し。

【通念(つうねん)】⇒世間一般に共通して認められている考え。

【有無(うむ)】⇒あるなし。

【開ける(ひらける)】⇒展開される。

【陳腐(ちんぷ)】⇒ありふれていて、つまらないこと。

【剥ぎ取られた(はぎとられた)】⇒無理に取り除かれた。

【徹頭徹尾(てっとうてつび)】⇒最初から最後まで。

【凡庸(ぼんよう)】⇒平凡でとりえのないさま。

第五段落の語句一覧

 

【さしあたり】⇒先のことはともかく、今のところ。当面。

【応じて(おうじて)】⇒対応して。

【劇的(げきてき)】⇒大きく変化するさま。

【なんらかの】⇒なにかしらの。

【来し方と行く末(きしかたとゆくすえ)】⇒過去と未来。過ぎ去ったところとこれから行くところ。

【それなりの】⇒それ相応の。

【盲人(もうじん)】⇒目の見えない人。

【介助(かいじょ)】⇒そばに付き添って、動作などを手助けすること。

第六段落の語句一覧

 

【さしあたり】⇒先のことはともかく、今のところ。当面。

【応じて(おうじて)】⇒対応して。

【劇的(げきてき)】⇒大きく変化するさま。

【なんらかの】⇒なにかしらの。

【来し方と行く末(きしかたとゆくすえ)】⇒過去と未来。過ぎ去ったところとこれから行くところ。

【それなりの】⇒それ相応の。

【盲導犬(もうどうけん)】⇒目の見えない人を目的の場所まで安全に誘導する訓練を受けた犬。

【盲人(もうじん)】⇒視覚障碍者。

【介助(かいじょ)】⇒そばに付き添って、動作などを手助けすること。

まとめ

 

今回は、『言語が見せる世界』に出てくる重要語句をまとめました。なお、本文の要約やテスト問題については以下の記事で解説しています。