『インターネット時代の音楽産業』は、現代の国語で学習する文章です。ただ、本文中には意味の分かりにくい語句も多く出てきます。
そこで今回は、『インターネット時代の音楽産業』に出てくる重要語句を一覧にして簡単にまとめました。
第一段落の語句一覧
”一九九八年、日本の音楽産業は~”
【産業(さんぎょう)】⇒人が生活する上で必要とされるものを生み出したり提供したりする経済活動。
【普及(ふきゅう)】⇒広く行き渡ること。
【空前(くうぜん)】⇒今までに例を見ないこと。
【繁栄(はんえい)】⇒豊かに栄えること。栄えて発展すること。
【謳歌(おうか)】⇒恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと。
【躍進(やくしん)】⇒めざましい勢いで進出・発展すること。
【拡張(かくちょう)】⇒範囲や勢力・規模などを広げて大きくすること。
【基盤(きばん)】⇒物事を成立させるための基礎や土台となるもの。
【境(さかい) 】⇒ある状態と他の状態との分かれ目。区切り目。
【最盛期(さいせいき)】⇒勢いが最盛の時期。全盛期。
【規模(きぼ)】⇒物事の構造・内容・仕組みなどの大きさ。
第二段落の語句一覧
”この音楽産業の変化は、同時期の~”
【浸透(しんとう)】⇒思想・風潮・雰囲気などがしだいに広い範囲に行きわたること。
【メディア】⇒媒体。手段。特に、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどの媒体。
【パラダイム】⇒ある時代における支配的な物の考え方。
【プログラミング】⇒コンピューターのプログラムを作成すること。
【統括(とうかつ)】⇒ばらばらのものを一つにまとめること。
【きわめて】⇒非常に。この上なく。
【完璧(かんぺき)】⇒欠点がまったくないこと。
【ダイレクト】⇒直接であるさま。
【真骨頂(しんこっちょう)】⇒その人物や作品が持つ特徴が最も顕著に表れている状態。
【決別(けつべつ)】⇒きっぱりと別れること。
【模索(もさく)】⇒手さぐりで探し求めること。
【回帰(かいき)】⇒ひとまわりして、もとの状態や場所に戻ること。
第三段落の語句一覧
”つまり、コンピューターとインターネットが~”
【支配的な基盤(しはいてきなきばん)】⇒ここでは、人々がコンピュータとインターネットを日常的なコミュニケーションの媒体として普通に用いるようになったことを表す。
【享受(きょうじゅ)】⇒受け入れて、味わい楽しむこと。
【絶えず(たえず)】⇒とぎれることなく、引き続き行われているさま。
【創出(そうしゅつ)】⇒物事を新しくつくり出すこと。
【SNS】⇒個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、インターネットを利用したサービス。ソーシャルネットワーキングサービス。
【コミュニティ】⇒居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。
【情動(じょうどう)】⇒喜び・悲しみ・驚き・怒り・恐怖などの感情。情緒。
【文化産業(ぶんかさんぎょう)】⇒ここでは、音楽や演技に関する産業を指す。
【融合(ゆうごう)】⇒二種類以上のものが結びつき、一つになること。
【エンタテインメント】⇒娯楽。娯楽のための催し。
【うなぎ上り(うなぎのぼり)】⇒ここでは、人気が急速に上昇していく様子を表したたとえ。
【催し(もよおし)】⇒興行・会合など。催し物。
第四段落の語句一覧
”この変化は、ネット化した社会で生身の~”
【反動(はんどう)】⇒ある傾向に対抗して生じるそれと全く反対の傾向・動き。
【マス・メディア】⇒マスコミュニケーションの媒体。大衆媒体。新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど。
【オーディエンス】⇒テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などの視聴者。
【パフォーマー】⇒ここでは、舞台の演者と一緒に歌い、踊り、跳ねるようになった人を指す表現。
【根本的(こんぽんてき)】⇒物事が成り立っているおおもとに関するさま。基本的であるさま。
【隆盛(りゅうせい)】⇒勢いが盛んなこと。
【歓声(かんせい)】⇒喜びを抑えきれずに叫ぶ声。
【アップロード】⇒手元のパソコンなどの機器から、通信回線を介して、別のパソコンやサーバーなどにデータを送信すること。
【雪だるま式(ゆきだるましき)】⇒どんどん増えてふくらんでいく様子をたとえた表現。
【ヴァーチャル】⇒実態を伴わないさま。仮想的。
【潜在(せんざい)】⇒表面上見えないが、内にひそんで存在するさま。
まとめ
今回は『インターネット時代の音楽産業』の語句をまとめました。ぜひノート代わりにして頂ければと思います。なお、本文の解説については以下の記事を参照してください。