『天然知能として生きる』は、教科書・論理国語で学習する文章です。ただ、本文を読むと意味の分かりにくい言葉が多く出てきます。
そこで本記事では、『天然知能として生きる』に出てくる重要語句を一覧にして簡単にまとめました。
第一段落の語句一覧
【大別(たいべつ)】⇒大まかに分類すること。
【対処(たいしょ)】⇒ある事柄・状況に合わせて適当な処置をとること。
【害虫(がいちゅう)】⇒人間の生活に害を与える昆虫。
【駆除(くじょ)】⇒害を与えるものを追い払うこと。
【用途(ようと)】⇒使い道。
【規定(きてい)】⇒物事を一定の形に定めること。
【相当(そうとう)】⇒当てはまること。
【帰属(きぞく)】⇒つき従うこと。
【益虫(えきちゅう)】⇒人間の生活に利益をもたらす昆虫。
【排除(はいじょ)】⇒おしのけてそこからなくすこと。
【典型(てんけい)】⇒同類のものの中で、そのものの特性を最も示しているもの。
【博物学(はくぶつがく)】⇒動植物、鉱物などの自然物を扱う学問。
【分類学(ぶんるいがく)】⇒生物を分類することを目的とする学問。
【毒瓶(どくびん)】⇒昆虫採集に用いられる容器。薬品を染み込ませた脱脂綿などとともに昆虫を入れ、後で標本作成を行う。
【蓄積(ちくせき)】⇒たくさんたくわえること。
【構築(こうちく)】⇒理論や体系をつくり上げること。
【評価軸(ひょうかじく)】⇒評価するときの規準となるもの。
【場当たり的(ばあたりてき) 】⇒物事に計画性がなく、その場の思いつきで行うさま。
【恣意的(しいてき)】⇒気ままで自分勝手なさま。論理的な必然性がなく、思うままにふるまうさま。
【知覚(ちかく)】⇒感覚器官を通して外界の事物を知ること。
【里山(さとやま)】⇒人里近くにある、生活に結びついた山や森林。
【用水路(ようすいろ)】⇒上水道用、農業用、工業用などの水を取り入れるための水路。
【棲息(せいそく)】⇒生物が、ある場所にすむこと。
【堀(ほり)】⇒土地を掘って水を通した所。
【淀み(よどみ)】⇒水などが流れずにたまっているところ。
【無上(むじょう)】⇒この上もないこと。最もすぐれていること。
【同定(どうてい)】⇒生物の分類上の所属や種名を決定すること。
【都度(つど)】⇒物事が行われるたびごと。毎回。
【流線型(りゅうせんけい)】⇒流れの中に置かれたとき、周りに渦を発生せず、流れから受ける抵抗が最も小さくなる曲線で構成される形。
【客観的(きゃっかんてき)】⇒ 特定の立場にとらわれず、物事を見たり考えたりするさま。誰が見ても納得できるような立場から考えるさま。
【特権(とっけん)】⇒特定の身分や地位の人がもつ、他に優越した権利。
第二段落の語句一覧
【真理(しんり)】⇒いつどんなときも変わることのない正しい事実や法則。
【依拠(いきょ)】⇒頼りとすること。あるものに基づくこと。
【論理的(ろんりてき)】⇒論理にかなっているさま。きちんと筋道を立てて考えるさま。
【愚直(ぐちょく)】⇒融通が利かず、正直すぎること。
【底抜け(そこぬけ)】⇒程度が並外れているさま。
【楽天的(らくてんてき)】⇒物事にくよくよせず、常に明るいほうへ考えていくさま。
【肯定(こうてい)】⇒そのとおりであると認めること。
【徹底(てってい)】⇒中途半端でなく一貫していること。
【許容(きょよう)】⇒許して認めること。
【刷新(さっしん)】⇒これまでの良くない点を除き去って、全く新しいものにすること。
【制作(せいさく)】⇒芸術作品などを作ること。
【たちどころに】⇒すぐに。直ちに。
【優劣(ゆうれつ)】⇒すぐれていることと、おとっていること。
【擬似的(ぎじてき)】⇒本物とよく似ていてまぎらわしいさま。
【当事者(とうじしゃ)】⇒その事柄に直接関係している人。
【時々刻々(じじこくこく)】⇒時間の経過とともに。時を追って。
【降臨(こうりん)】⇒神仏などが天上から人間の世界に降りてくること。
【平凡(へいぼん)】⇒これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと。
第三段落の語句一覧
【かくして】⇒こうして。このようにして。
【利己的(りこてき)】⇒自分の利益だけを追求しようとするさま。
【所詮(しょせん)】⇒結局は。つまるところは。(多く、否定的な意味の語句を伴って用いる。)
【孤立(こりつ)】⇒一人だけ他から離れて、つながりや助けのないこと。
【課する(かする)】⇒務めとして割り当てる。
【考慮(こうりょ)】⇒物事を、いろいろの要素を含めてよく考えること。
まとめ
今回は、『天然知能として生きる』の語句をまとめました。ぜひノート代わりにして頂ければと思います。なお、本文の要約などについては以下の記事で解説しています。