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第四段落:中学卒業~物理学校時代

 

【卒中(そっちゅう)】⇒脳卒中のこと。

【商業学校(しょうぎょうがっこう)】⇒旧制の実業学校の一つ。商業に関する中等程度の教育を施した。

【任地(にんち)】⇒任務のために居住する土地。

【出立(しゅったつ)】⇒出発。

【厄介(やっかい)】⇒世話になること。

【極って(きまって)】⇒決まって。

【なまじい】⇒中途半端な。いいかげんな。

【瓦落多(がらくた)】⇒使い道や価値のなくなった道具、骨董品。

【二束三文(にそくさんもん)】⇒量や数が多いのに、非常に安い値段でしか売れないこと。

【家屋敷(いえやしき)】⇒家とその敷地。

【周旋(しゅうせん)】⇒斡旋(あっせん)。間に入って双方をうまく取り持つこと。

【金満家(きんまんか)】⇒大金持ち。富豪。

【譲る(ゆずる)】⇒欲しい人に売る。

【前途(ぜんと)】⇒将来。

【神田小川町(かんだおがわまち)】⇒東京都千代田区の地名。

【下宿(げしゅく)】⇒ある期間、あらかじめ契約を結んで部屋を借り、部屋代・食費などを払って暮らすこと。

【人手に渡る(ひとでにわたる)】⇒他人の所有物となる。自分の持っていたものが他人の手に渡る。

【仕様(しよう)】⇒方法。しかた。やりかた。

【相続(そうぞく)】⇒家や土地などの財産を親から受け継ぐこと。

【かよう】⇒このよう。このとおり。

【毛頭(もうとう)】⇒(あとに打消しの語を伴って)毛の先ほども。少しも。

【籠もる(こもる)】⇒中に入ったまま外に出ないでいる。

【引き払う(ひきはらう)】⇒それまで住んでいた家や滞在していた宿を出る。退去する。

【甥(おい)】⇒自分(この場合は清)の兄弟姉妹の息子。

【書記(しょき)】⇒文書の作成や記録などに当たる仕事。

【差し支えなく(さしつかえく)】⇒問題なく。

【勧める(すすめる)】⇒人がその事を行うように誘いかける。

【年来(ねんらい)】⇒長年。

【奉公易え(ほうこうがえ)】⇒奉公する家を替えること。 

【気兼(きがね)】⇒気をつかうこと。遠慮。

【親身(しんみ)】⇒近しくつながっている人。身内。

【資本(しほん)】⇒商売や事業をするのに必要な基金。もとで。

【商買(しょうばい)】⇒商売。

【学資(がくし)】⇒学費。学校で勉学するための費用。

【随意(ずいい)】⇒思いのまま。

【感心(かんしん)】⇒立派であるとして、ほめられるべきさま。

【淡泊(たんぱく)】⇒性格や態度がさっぱりしていること。

【処置(しょち)】⇒物事への始末。

【異議(いぎ)】⇒異論。反対の意見。

【よし】⇒もし。

【真平(しょうらい)】⇒生まれつき。

【語学(ごがく)】⇒言語を対象とする学問。

【文学(ぶんがく)】⇒詩歌・小説・戯曲など文学作品を研究する学問。

【真平(まっぴら)】⇒まっぴら。全く。

【ご免だ(ごめんだ)】⇒嫌だ。もうたくさんだ。

【新体詩(しんたいし)】⇒明治後期に口語自由詩が現れる以前の文語定型詩。

【物理学校(ぶつりがっこう)】⇒東京物理学校。現在の東京理科大学のこと。

【広告(こうこく)】⇒商業上の目的で、商品やサービスなどの情報を広く宣伝すること。

【規則書(きそくしょ)】⇒学校・団体などの規則を書きしるしたもの。

【失策(しっさく)】⇒しそこなうこと。やりそこない。

【人並(ひとなみ)】⇒世間一般の人と同じ程度であること。

【勘定(かんじょう)】⇒数えること。

第五段落:物理学校卒業~四国へ

 

【即席(そくせき)】⇒その場ですぐにすること。

【祟る(たたる)】⇒何かが原因となって悪い結果が生じる。

【赴任(ふにん)】⇒職務として任命されたところへ行くこと。

【蟄居(ちっきょ)】⇒家の中にひきこもっていること。

【生涯(しょうがい)】⇒この世に生きている間。一生の間。

【呑気(のんき)】⇒気分がのんびりとしていること。こせこせしないこと。

【時節(じせつ)】⇒時間。時期。

【海浜(かいひん)】⇒はまべ。うみべ。

【家を畳む(いえをたたむ)】⇒(移転などのため)家財道具を整理して、その家での生活をやめる。

【折々(おりおり)】⇒時々。時たま。

【存外(ぞんがい)】⇒意外。案外。

【結構な人(けっこうなひと)】⇒好人物。

【何くれ(なにくれ)】⇒いろいろ。あれやこれや。

【款待なす(もてなす)】⇒もてなす。

【吹聴(ふいちょう)】⇒言いふらすこと。

【極めて(きめて)】⇒決めて。

【喋舌る(しゃべる)】⇒しゃべる。

【封建時代(ほうけんじだい)】⇒封建制度が国家や社会の基盤となっていた時代。一般に、日本では鎌倉時代から明治維新までの武家政治の時代を指す。

【主従(しゅうじゅう)】⇒主君と家来。

【合点(がてん)】⇒理解。納得。

【つらまえる】⇒つかまえる。

【単簡(たんかん)】⇒簡単。

【失望(しつぼう)】⇒期待がはずれてがっかりすること。

【容子(ようす)】⇒様子。

【ごましお】⇒黒いものと白いものの混じったもの。ここでは、黒い髪の毛に白髪が混じった、白髪交じりの髪を指している。

【鬢(びん)】⇒耳ぎわの髪の毛。

【じき】⇒すぐ。

【見やげ(みやげ)】⇒土産(みやげ)。外出先や旅先で求め、家などに持ち帰る品物。

【越後(えちご)】⇒現在の新潟県。

【笹飴(ささあめ)】⇒水飴を笹の葉に包んだもの。新潟県の名産。

【見当(けんとう)】⇒方向。

【箱根(はこね)】⇒神奈川県の地名。

【小間物屋(こまものや)】⇒小間物を売る店。「小間物」とは日用品や化粧品などのこまごましたものを指す。

【ズック】⇒綿または麻を用いた厚地の平織り布。

【プラットフォーム】⇒プラットホーム。列車・電車の乗客の乗降、貨物の積みおろしなどに使用するために線路に沿って適当な高さに築いた駅の施設。ホーム。

【ご機嫌よう(ごきげんよう)】⇒人と別れるときなどに、相手の健康を祈る気持ちをこめて言うあいさつの言葉。

まとめ

 

以上、本記事では『坊っちゃん』に出てくる言葉を簡単にまとめました。言葉の意味がわかれば、本文の内容なども理解しやすくなります。ぜひ定期テストなどの対策にして頂ければと思います。

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国語力アップ.com管理人

大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・宅地建物取引士など。

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