茨木のり子「空と風と星と詩」の意味調べノート、語句や漢字の読み方

「空と風と星と詩」は、教科書・文学国語に載せられている文章です。ただ、本文を読むと意味の分かりにくい語句が多く出てきます。

そこで今回は、「空と風と星と詩」に出てくる重要語句を段落ごとに簡単にまとめました。言葉の意味を押さえることで、作品理解がより確かなものになるでしょう。

目次

第一段落の語句一覧

【序詞(じょし)】⇒前置きとして添えた詩。

【葉あいにそよぐ風】⇒木の葉の間をやさしく吹き抜ける風。

【星をうたう心で】⇒夢をうたう心で。美しく清らかなものをうたう心で。

【生きとし生けるものを】⇒この世に生きているすべてのものを。

【いとおしまねば】⇒大切なものとして愛さねば。

【清冽(せいれつ)】⇒清く澄んでいるさま。

【詩風(しふう)】⇒詩に表れる作風や特徴。

【夭折(ようせつ)】⇒若くして亡くなること。

【特権(とっけん)】⇒特別に与えられた権利。

【純潔(じゅんけつ)】⇒けがれがなく清らかなこと。

【凍結(とうけつ)】⇒こおりつくこと。または、活動を止めること。

【後世(こうせい)】⇒後の時代。未来の人々。

【~せずにはおかない】⇒必ずそうさせる、自然にそうなってしまう意。

【薫り立つ(かおりたつ)】⇒香りが立ちのぼるように強く感じられる。

【逝った(いった)】⇒亡くなった、のやわらかい表現。

【獄死(ごくし)】⇒牢屋の中で亡くなること。

【嫌疑(けんぎ)】⇒罪を犯したのではないかという疑い。

【看守(かんしゅ)】⇒刑務所などで囚人を監視する人。

第二段落の語句一覧

【全貌(ぜんぼう)】⇒物事の全体のようす。

【完訳(かんやく)】⇒省略せず、全文を訳すこと。

【可憐な(かれんな)】⇒かわいらしいようす。

【童謡(どうよう)】⇒子どものためのやさしい歌。

【原詩(げんし)】⇒翻訳される前の元の詩。

【特高(とっこう)】⇒戦前に思想を取り締まった特別高等警察の略。

【あたうかぎりの】⇒できる限りの。精いっぱいの。

【お目にかかった】⇒お会いした。

【つぶさに】⇒細かいところまで詳しく。

【真摯(しんし)】⇒まじめで誠実な態度。

【公開(こうかい)】⇒広く人々に知らせること。

【下宿先(げしゅくさき)】⇒間借りして住んでいる場所。

【ゆかりの地(ゆかりのち)】⇒その人と深い関係のある土地。

【りりしい】⇒きりっとして勇ましいようす。

【鮮烈(せんれつ)】⇒あざやかで強く心に残ること。

【演習(えんしゅう)】⇒大学などで担当教師をかこんで行う研究学習。ゼミナール。

【一人だに(ひとりだに)】⇒一人も~ないと強調する言い方。

【天命(てんめい)】⇒天から定められた寿命。

【敢然と(かんぜんと)】⇒勇気をもって思い切って行動するさま。

【官憲(かんけん)】⇒警察などの役人。

【押収(おうしゅう)】⇒取り上げて保管すること。

【あと行方知らず(あとゆくえしらず)】⇒その後どこへ行ってしまったか分からない。

第三段落の語句一覧

【ひとしお】⇒いっそう。特に強く。

【感触(かんしょく)】⇒手で触れる感じ。

【志向(しこう)】⇒ある方向を目指す気持ち。

【暗澹(あんたん)】⇒暗く希望が持てないようす。

【あどけない】⇒子どもらしく無邪気なようす。

【予言(よげん)】⇒未来に起こることを前もって言うこと。

【まさしく】⇒疑いなくその通りであるさま。

【問答(もんどう)】⇒問いと答え。話し合い。会話。

【篤実(とくじつ)】⇒情が深く誠実なこと。

【陰翳深いお人柄(いんえいぶかいおひとがら)】⇒落ち着きがあり内面に深みのある人柄。

【そこはかとない】⇒はっきりしないが何となく感じられる。

【茶目っ気(ちゃめっけ)】⇒無邪気ないたずら心。

【後始末(あとしまつ)】⇒物事の終わった後の整理や処理。

【散逸したまま残された(さんいつしたままのこされた)】⇒散らばった状態でそのまま残された。

【詩稿(しこう)】⇒詩の原稿。

【整然と(せいぜんと)】⇒きちんと整っているようす。

【詩碑(しひ)】⇒詩を刻んだ記念の石碑。

【労力(ろうりょく)】⇒骨折り。

【叔父(おじ)】⇒父母の兄弟にあたる男性。

【はにかみながら】⇒恥ずかしそうにしながら。

【淡々と(たんたんと)】⇒感情をあまり出さず、落ち着いているさま。

第四段落の語句一覧

【忿懣(ふんまん)】⇒強い怒りや不満がたまること。

【やるかたない】⇒気持ちの持っていき場がなくつらい。

【弾劾(だんがい)】⇒罪や責任を強く責めること。

【世間ばなし(せけんばなし)】⇒日常の出来事などの気軽な話題。

【メカニズム】⇒物事が起こる仕組み。

【思いを致す(おもいをいたす)】⇒あれこれ深く考えをめぐらせる。

【出航(しゅっこう)】⇒船が港を出て進み始めること。

【よるべなく】⇒頼るものがなく心細いようす。

【刻々(こくこく)】⇒時間とともに少しずつ変化するさま。時を追って。

【漆黒の闇(しっこくのやみ)】⇒真っ黒で何も見えない暗闇。

【満点(まんてん)】⇒すべて満ちていること。完全な状態。

【見まがう(みまがう)】⇒見間違える。

【いかつり船(いかつりぶね)】⇒イカをとるための漁船。

【甲板(かんぱん)】⇒船の上の平らな場所。船のデッキ。

【濃密(のうみつ)】⇒内容や関係が濃くて密であること。

【霊気(れいき)】⇒神秘的な気配。

【悲愁(ひしゅう)】⇒深い悲しみとわびしさ。

【海の道(うみのみち)】⇒海を通る交通の道筋。

【往還(おうかん)】⇒行ったり来たりすること。

【あまた】⇒数が多いこと。たくさん。

【霊感(れいかん)】⇒不思議なものを感じ取る力。

【骨壺(こつつぼ)】⇒遺骨を入れるつぼ。

【骨灰(こっかい)】⇒焼かれて灰のようになった遺骨。

【脳裏(のうり)】⇒頭の中。心の中の記憶。

【覚醒(かくせい)】⇒目が覚めること。はっと気づくこと。

【丹念(たんねん)】⇒細かいところまで心をこめて丁寧にすること。

まとめ

今回は、「空と風と星と詩」の重要語句を一覧にしてまとめました。ぜひ定期テストの対策として活用していただければと思います。なお、本文の要約などについては以下の記事で詳しく解説しています。

茨木のり子「空と風と星と詩」の解説と要約・テスト対策問題

この記事を書いた人

大学卒業後、国語の添削員として就職。その後、WEB運営会社を起業し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。
「保有資格」⇒漢字検定1級・英語検定準1級・簿記二級・宅建など。

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