『動への変化』は、教科書・現代の国語で学ぶ評論文です。ただ、本文を読むと意味の分かりにくい語句が多く出てきます。
そこで今回は、『動への変化』に出てくる重要語句を段落ごとに簡単にまとめました。
第一段落の語句一覧
【現存(げんそん)】⇒現在、実際にあること。
【メディア】⇒媒体。手段。特に、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどの媒体。
【壁画(へきが)】⇒建物や洞窟内の壁・天井などに描かれた絵画。
【彫刻(ちょうこく)】⇒木・石・金属などに文字や絵・模様を彫り込むこと。また、その作品。
【制作(せいさく)】⇒芸術作品などを作ること。
【鑑賞(かんしょう)】⇒芸術作品などを見たり聞いたり読んだりして、味わうこと。
【洞窟(どうくつ)】⇒がけや岩などにできたほらあな。
【周遊(しゅうゆう)】⇒ここでは、「洞窟内の絵をそれぞれ見て回ること」という意味。
【イマジネーション】⇒想像力。
【そもそも】⇒根本的に。最初から。
【相当(そうとう)】⇒かなりの程度であること。また、そのさま。
【徐々に(じょじょに)】⇒少しずつ進行したり変化したりするさま。
【可搬性(かはんせい)】⇒持ち運びや移動が可能であること。
【楔形文字(くさびがたもじ)】⇒古代のメソポタミア地方で、粘土板に刻まれた楔に似た形の文字。
【甲骨文字(こうこつもじ)】⇒古代中国で、占いの記録のために亀の甲や獣類の骨などに刻まれた文字。
【青銅器(せいどうき)】⇒青銅で造った武器・調度品などの器具。日本では弥生時代に使い始めた。
【金文(きんぶん)】⇒古代中国で、青銅器の表面に刻まれた文字や文。
【可塑性(かそせい)】⇒固体に力を加えて変形させたとき、力を取り去っても元に戻らない性質。
第二段落の語句一覧
【画期(かっき)】⇒過去と新しい時代とを分けること。また、その区切り。
【パピルス】⇒古代エジプトで、カミガヤツリの茎の繊維でつくった一種の紙。
【羊皮紙(ようひし)】⇒羊・ヤギなどの皮をなめして作り、紙のようにしたもの。
【原始的(げんしてき)】⇒おおもとに近いさま。初期の段階で、自然に近いさま。
【筆記(ひっき)】⇒書き記すこと。
【巻物(まきもの)】⇒書画や文章などを書いた横に長い紙を表装して、軸に巻いたもの。
【かさばる】⇒体積が大きく場所をとること。
【剥ぐ(はぐ)】⇒表面の部分をむきとる。
【伝来(でんらい)】⇒外国から伝わってくること。
【普及(ふきゅう)】⇒広く行き渡ること。
【コスト】⇒費用。原価。
【優位性(ゆういせい)】⇒別のものを比較して、優れている点や性質。
【カンバス】⇒油絵用の画布。麻などの布地に油を塗ったもの。キャンバス。
【様相が変わる(ようそうがかわる)】⇒物事の様子が変わる。
【国策(こくさく)】⇒国家の政策。
【紙漉き(かみすき)】⇒紙、特に和紙をすくこと。「すく」とは「溶かした原料を簀子 (すのこ)の上に薄くのばし敷いて紙をつくること」。
【良質(りょうしつ)】⇒質がすぐれていること。
【流通(りゅうつう)】⇒広く行き渡っていること。
【屏風(びょうぶ)】⇒室内に立てて風をさえぎったり、仕切りや装飾に用いたりする家具。
【そもそもは】⇒最初は。発端は。
第三段落の語句一覧
【肖像画(しょうぞうが)】⇒特定の人物の肖像を描いた絵。「肖像」とは、人の姿や顔を写した絵・写真・彫刻などの像を表す。
【複製(ふくせい)】⇒もとの物と同じ物を別に作ること。また、そのもの。
【ひいては】⇒前のことが原因となった結果または延長として。
【変革(へんかく)】⇒変わって新しいものになること。
【視座(しざ)】⇒物事を見る姿勢や立場。
第四段落の語句一覧
【動的(どうてき)】⇒動きがあって、いきいきしているさま。
【三次元空間(さんじげんくうかん)】⇒三次元で表される空間。縦と横、上下に移動することができる空間。一般に、私たちが言う「空間」のこと。
【拡張(かくちょう)】⇒範囲や勢力・規模などを広げて大きくすること。
【量産(りょうさん)】⇒同一規格の製品を大量につくること。大量生産。
【フリーハンド】⇒定規・コンパスなどを用いずに図を描くこと。
【コンテンツ】⇒教育や娯楽などのためにつくられる、様々な表現活動の内容。動画・映像・音楽・書籍・ゲームなど。本来は、「内容」という意味。
【飛躍的(ひやくてき)】⇒急激に進歩・向上するさま。
【発展(はってん)】⇒物事が、より進んだ段階に移っていくこと。
【制限(せいげん)】⇒ある限度や範囲から出ないようにおさえること。
【端末(たんまつ)】⇒ネットワークに接続されたシステムにおける末端装置。
【駆動(くどう)】⇒動力を加えて動かすこと。
まとめ
今回は『動への変化』に出てくる語句を一覧にしてまとめました。ぜひノート代わりにして頂ければと思います。本文の解説は以下の記事にて解説しています。