この記事の所要時間: 351

 

皆さんは、
余念がない
の意味を説明できますか?

 

「準備に余念がない

「練習に余念がない

何となく普段から使われている
というイメージですね。

実は、「余念がない」は、
日常生活からスポーツ・小説文など
幅広い場面で使われているのです。

 

この記事では、
「余念がない」の意味・語源・使い方・類語
などを解説していきます。

では、さっそく確認していきましょう。

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余念がないの意味・語源

 

まずは、
基本的な意味です。

【余念がない(よねんがない)】

あることに専心していて、他のことを考えない。没頭する。一心になっている。

出典:三省堂 大辞林

余念がない」とは、
一つのことに集中し、他を考えない
という意味です。

 

例えば、
以下のように使います。

彼は仕事の準備に余念がない

この場合は、
仕事の準備以外に気を取られていない
ということですね。

言いかえれば、
「準備がバッチリだ」とも言えるでしょう。

 

「余念」の語源も確認しておくと、

「余」は「余計」の「

「念」は「観念」の「」と同じ漢字です。

「観念」とは、
「考え」という意味ですね。

関連記事:>>概念と観念の意味をわかりやすく解説

 

つまり、
余念」を直訳すると
余計な考え」となります。

転じて、
「余計な考えをしない」=「他のことを考えない
という意味になるわけですね。

 

「余念がない」は、その人の
意識の方向を一つに定めた言葉です。

 

人間は選択肢がたくさんあると、

  • 「あれもやりたい!」
  • 「これもやりたい!」

と意識が分散してしまいます。

 

あちこちに意識が飛ぶと、
当然1つ1つに向けるエネルギーは
小さくなってしまいますよね?

そこで、
やるべきことを一つに決めて一点集中するのです。

すると、
仕事やスポーツなどの成果が出やすくなる
ということですね。

 

したがって、
「余念がない」は基本的に
良い意味で使う言葉だと思ってください。

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余念がないの類語

余念がない 類語

 

「余念がない」の
「類語」は以下の通りです。

 

  • 集中する
  • 熱中する
  • 夢中になる
  • 必死になる
  • 入れ込む
  • 熱を入れる
  • 神経を注ぐ
  • 精進する

 

いずれも共通しているのは
一つに集中する」ということですね。

 

「余念がない」は、
エネルギーを集中することなので、
その結果気持ちが高ぶることもあります。

よって、
「熱中する」「必死になる」なども
「類語」となるわけですね。

 

また、四字熟語では
粉骨砕身」も「類語」と言えるでしょう。

「粉骨砕身」の意味は、
以下の記事を参照してください。

>>粉骨砕身の意味とは?使い方や由来・類語も解説

余念がないの英語訳

 

続いて、英語訳です。

 

「余念がない」は、英語だと

be absorbed in」⇒「熱中する・打ち込む」

devote oneself to」⇒「心を入れる・身を入れる」

などと言います。

 

「absorb」は「~を夢中にさせる」

「devote」は「~を捧げる・専心する」
という意味ですね。

 

例文だと、

He was absorbed in his reading.
(彼は読書に余念がない。)

She devotes herself to her work.
(彼女は自分の仕事に余念がない。)

などがあります。

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余念がないの使い方・例文

 

「余念がない」の使い方を
例文で確認しておきましょう。

 

  1. 彼は、学者として研究に余念がない
  2. モデルという仕事は、美の追求に余念がない人の集まりだ。
  3. 本番が近づき、生徒たちは練習に余念がなかった
  4. きれい好きな彼女は、暇さえあれば掃除に余念がない
  5. ママ友たちはみんなで集まり、おしゃべりに余念がない
  6. パイロットたちは、最後の点検に余念がなかった
  7. 夏休み中は、余念なく受験勉強に取り組むつもりです。

 

「余念がない」は、
前に「~に」とつくことが多いですね。

一般的には、
「準備」「練習」「点検」など
人がやるべき作業・行いなどが前にきます。

 

また、最後の文のように
「余念なく」と言うこともあります。

この場合は、
「余計な考えをせずに」という意味ですね。

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

今回の内容をまとめると、

余念がない」=一つのことに集中し、他を考えない。

語源」=「計な観がないので、一点集中する

ということでしたね。

 

人生というのは、
やるべきことがたくさんあります。

全てのことに時間を注いでいたら、
大変効率が悪いと言えるでしょう。

そんな時は、
「余念のない考え」で一つの物事に
集中してみてはいかがでしょうか?

今回は以上です!

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