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皆さんは、
躍起になる」という言葉を
聞いたことがありますか?

 

躍起になって叫ぶ」

躍起になって否定する」

何となくテレビや新聞などで
使われているという印象ですね。

しかし、
正確な意味まで把握している人は
意外と少ないのではないでしょうか?

 

そこで今回は、
「躍起になる」の意味・語源・使い方・類語
などを解説していきたいと思います。

では、さっそく見ていきましょう。

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躍起になるの意味

 

まずは、
基本的な意味です。

【躍起になる(やっきになる)】

はやってむきになること。必死になること。また、そのさま。

出典:三省堂 大辞林

躍起になる」とは、
あせってむきになること・必死になること
という意味です。

 

例えば、
以下のように使います。

彼は、躍起になって相手に反論した。

この場合は、
「相手に痛い所を指摘されたため、むきになって反論した」
ということですね。

 

「躍起になる」という言葉は、
その人のイラだち」が含まれています。

なぜかというと、
「むきになる」の「むき」自体に
ちょっとしたことで腹を立てる
という意味があるからです。

 

したがって、
「躍起になる」は、多くの場合
あまり良い意味では使いません。

具体的には、

  • あせりやイラ立ちだけが先行する様子
  • 自分の意思を無理に貫き通そうとする様子

といった否定的な意味で使われます。

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躍起になるの語源

 

「躍起になる」の
「語源」を確認しておきましょう。

 

「躍起」の「」という字は、
「飛躍」「躍進」「躍る」などの言葉があります。

転じて、
気持ちや感情などが躍る
という意味で使われているのです。

関連記事:>>踊ると躍るの違いとは?意味や使い分けも

 

一方で、
「起」は「起立」「起動」「喚起」
などがあります。

こちらは、「何かを起こす
という意味ですね。

 

つまり、
「躍起」を直訳すると
(気持ちを)らせてこす」となります。

ここから、
「ムキになる・必死になる」
という意味になるわけですね。

 

ちなみに、
まぎらわしい言葉で
やけを起こす」があります。

「やけを起こす」とは、
「自暴自棄になる・投げやりになる」という意味です。

一見すると似ていますので、
混同しないように注意が必要ですね。

躍起になるの類語・英語訳

躍起になる 類語

 

「躍起になる」の
「類語」と「英語訳」も確認しておきましょう。

 

まずは、「類語」です。

 

  • 意地を張る
  • 意地になる
  • がむしゃらになる
  • 心血を注ぐ
  • 熱中する
  • 寝食を忘れる
  • 血眼になる
  • 熱を入れる
  • 冷静さを失う

 

イメージ的には、
気持ちが高ぶった状態」が
「類語」となりますね。

 

また、「躍起になる」は、
「自分の考えを押し通す」
という意味も含まれています。

したがって、「意地を張る」などの
頑固さ・強情さ」を表した言葉も
「類語」と言えるでしょう。

 

続いて、「英語訳」です。

 

「躍起になる」は、英語だと

be excited over

become excited over

などと言います。

 

一般的には、
「excite」は「興奮させる」
という意味で使うことが多いです。

ただし、この場合は
「引き起こす・起こさせる」
などの意味に近いですね。

 

例文だと、

They were excited over their discussion.
(彼らは、お互いの議論に躍起になった。)

などがあります。

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躍起になるの使い方・例文

 

最後に、「躍起になる」の使い方を、
例文で確認しておきましょう。

 

  1. 欠点を指摘すると、彼は躍起になって否定した。
  2. 自分の要求を通そうと、躍起になるのも無理はない。
  3. 彼らはお互いが躍起となり、口論をし始めた。
  4. 躍起になると、人間はミスをしやすくなる。
  5. なくしてしまった財布を、躍起になって探す。
  6. 躍起になって、知恵の輪を解こうとする。

 

「躍起になる」は、
「その人のイラ立ちや必死さ」を表す言葉でしたね。

よって、使う場面としては、
「不利な状況の打開」「問題や悩みの解決」
といったケースが多いでしょう。

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

今回の内容をまとめると、

躍起になる」=あせってむきになること・必死になること。

ということでしたね。

 

語源としては、
らせてこすので、気持ちが高ぶった状態
と覚えておきましょう。

今回は以上です!

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