この記事の所要時間: 349

 

今回は、
表示」と「標示
の違いを解説していきます。

 

「ひょうじ」という言葉は、
2通りの言い方がありますね。

「成分をひょうじする」

「指示ひょうじ

 

上記の「ひょうじ」は、
どちらを使えばよいのでしょうか?

さっそく、確認していきましょう。

スポンサーリンク

表示の意味

 

まずは、
「表示」の意味です。

【表示(ひょうじ)】

はっきりと表し示すこと。

②図表にして示すこと。

③きざし。兆候。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

表示」とは、
外部に表し示すこと」を言います。

 

示す」とは、
「何らかの方法によって伝える」という意味です。

つまり、
文字や記号などを使って相手に伝えること」を
表示」と言うわけですね。

 

例えば、
以下のような使い方です。

「食品の裏面に原材料を表示する」

スーパーやコンビニの食品には、
必ず原材料が書かれています。

その理由は、
商品の中身が分かるように外部へ示すためですね。

 

補足すると、
表示」には「図表にして示すこと」「兆候
などの意味もあります。

「兆候」の意味は、
以下の記事を参照してください。

>>兆候と徴候の違いとは?前兆の意味や使い分けも

 

この意味で使われることは少ないですが、
一応覚えておきましょう。

標示の意味

 

続いて、
「標示」の意味です。

【標示(ひょうじ)】

目印になるもので人にあらわし示すこと。また、その目印の文字・記号・絵など。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

標示」とは、
目印によって、外部に表し示すこと
を言います。

また、
単に「その目印自体」を指すこともあります。

「目印」とは、
マークやサインのこと」ですね。

 

使い方としては、
以下の通りです。

「道路標示を確認する」

「標示」は、
主に道路や地面に対して使われます。

 

道路には、
通行禁止」や「止まれ!
などのマークがたくさんありますよね?

このようなマークのことを
「標示」と呼ぶのです。

スポンサーリンク

表示と標示の違い

表示 標示 違い 

 

ここまでの内容を整理すると、

表示」=外部に表し示すこと。

標示」=目印によって、外部に表し示すこと。目印。

ということでした。

 

両者の違いを簡単に言うと、
表す範囲の大きさ」となります。

 

表示」は、
文字や目印・線・ランプなど、
あらゆる方法によって外部に表す場合に使います。

したがって、
表す範囲としては大きいです。

 

一方で、
標示」は「目印をつける」
という限定された方法でしか使いません。

したがって、
表す範囲としては小さいのです。

 

つまり、
表示は、標示を含んだ言葉
ということですね。

 

もっと簡単に言うと、
「標示」の方は「道路に関係する場合のみ使う
と覚えてもらっても結構です。

 

「標示」は、
道路交通法の条文によく出てきます。

例えば、

  • 道路標示
  • 規制標示
  • 指示標示
  • 標示板

といったものです。

これらの「標示」は、
ペンキや鋲(びょう)によって
作成されたものです。

 

意味としては、
「通行の許可・禁止」「通行の開始・終了」
などがあります。

このような、
道路の注意書きのマークに対して、
「標示」を使うわけですね。

 

まとめると、

表示」=あらゆる方法によって表す場合に使う。

標示」=目印によって表す場合のみ使う。(道路に関係する時)

となります。

 

ちなみに、
似たような言葉として
表記」と「標記」があります。

こちらの意味も混同しやすいため、
以下の記事を確認しておきましょう。

>>表記と標記の違いとは?意味や使い分けも

スポンサーリンク

使い方・例文

 

最後に、それぞれの使い方を、
例文で確認しておきましょう。

 

【表示の使い方】

  • おにぎりの裏側の表示を見て、カロリーを確認した。
  • 君たちには、もう少し意思表示をしてもらいたい。
  • パソコンに表示されたパスワードをメモしておく。
  • エレベーターの表示ランプが故障しているようだ。

 

【表示の使い方】

  • 運転免許をとるために、規制標示の意味を覚える。
  • 見通しの悪いカーブなため、道路標示があって助かった。
  • その道路は工事中であったため、標示板が置かれていた。
  • 新しく道路が新設されたため、路面標示の工事を行う。

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

今回の内容をまとめると、

表示」=(あらゆる方法によって)外部に表し示すこと。

標示」=(目印によって)外部に表し示すこと。(道路に関係する時)

ということでしたね。

 

一般的には、
広い意味の「表示」をよく使います。

そのため、
「標示」の方は限定的に使うと覚えておきましょう。

スポンサーリンク